GJ > 競馬ニュース > 【桜花賞回顧】デムーロ雄たけび  > 2ページ目
NEW

【桜花賞(G1)回顧】M・デムーロ騎手歓喜の雄たけび! 大本命メジャーエンブレム敗北

【この記事のキーワード】, ,

 しかし、大外からもう一頭のライバル・ジュエラーが猛追。必死に粘り込みを図るシンハライトに対して、馬体を併せてねじ伏せようとするジュエラー。前走のチューリップ賞とはまったく逆の構図になったが、最後の最後でハナ差だけ前に出たのがジュエラーだった。

 まさに前門の虎、後門の狼。このレースで最も強い競馬をしたのは、もしかしたら敗れたシンハライトだったのかもしれない。メジャーエンブレムを負かしに行って、最終的にジュエラーの豪脚に屈した池添謙一騎手は、勝ったデムーロ騎手の労いの言葉に耳を貸せないほど悔しさを露わにしていた。

 そして、メジャーエンブレムとルメール騎手にとっては、本当にただただ残念なレースだった。逃げなかったのか、逃げられなかったのかはわからないが、圧倒的な先行力とスピードの持続力が武器の馬が、結果的に切れ味勝負をしてしまった。本来の持ち味を活かせなかった「負けるべくして負けたレース」といえるのではないか。

 その一方で、最後まで後方一気のスタイルを貫いて見事、桜の女王となったジュエラー。シンハライトもメジャーエンブレムも強い競馬だったが、「この馬は本当に賢い」と相棒の力を最も強く信じて乗っていたのがデムーロ騎手だったように見えた。

「三強」の一角を崩し、3着を確保したアットザシーサイドと福永祐一騎手にとっては上々の競馬。だが、「最後は力が及ばなかった」と話していた通り、上位馬との力の差を見せつけられた格好となった。本当に操縦性の高い馬で、道中での駆け引きがより重要になるオークスでも期待が持てる内容だったのではないか。

 6着に敗れたラベンダーヴァレイと戸崎圭太騎手は、最後の直線でメジャーエンブレムに激しく競り掛ける厳しい競馬を見せてくれた。メジャーエンブレムの馬券を買っていたファンにとってはたまったものではないが、これもまたG1で大本命となった馬の宿命だろう。

 勝ったジュエラーは、2011年にドバイワールドカップを制したヴィクトワールピサの産駒。この世代が最初となるが、世界を共に戦った相棒デムーロ騎手がいきなりG1勝利をプレゼントしてくれた。今後も楽しみな種牡馬だ。

 それにしてもデムーロ騎手はフェブラリーSに続き、早くもG1を今年2勝目。大舞台での勝負強さが、再び光った。これで「三強」の格付けが決まったわけではないが、少なくとも「三強対決は三強で決まらない」という格言が再び証明されたレースでもあった。

【桜花賞(G1)回顧】M・デムーロ騎手歓喜の雄たけび! 大本命メジャーエンブレム敗北のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」
  8. JRA レイパパレ調教師は否定「幻の秋華賞馬説」は何故生まれたのか? 大阪杯で「本物」を実証した新女王と、三冠女王デアリングタクト「初対決」は……
  9. 【有馬記念】武豊×ドウデュースを逆転できる候補3頭!と絶対に馬券に加えるべき“隠れ穴馬!”
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!