真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.12.13 16:44
香港スプリント勝利のエアロヴェロシティ陣営「日本のスプリンターは弱い」発言!? 来春の高松宮記念に来日濃厚
編集部
エアロヴェロシティ(JBISサーチ公式サイトより)
11日に開催された香港国際競走。日本馬ではサトノクラウンが世界王者ハイランドリールを下す金星を挙げ、香港ヴァーズを制覇。香港Cではモーリスが世界レベルの実力を見せつけてラストランを飾るという、日本馬の大活躍で幕を閉じた。
その一方、やはり世界的に見ても香港が「本場」といえるスプリントでは、その壁の高さをまざまざと見せつけられた結果となった。
勝利したのは、昨年日本の高松宮記念も制したエアロヴェロシティ。中段からの鋭い抜け出しで、香港スプリント2度目の制覇を成し遂げた。G1競走を国内外で5勝している8歳馬で、その実力に衰えがないことを示した格好だ。
そんな日本でもその名を轟かせているエアロヴェロシティだが、2017年、再び日本に訪れる可能性が高いらしい。
現地メディアによると、エアロヴェロシティを管理するオサリバン調教師は、年明け香港のセンテナリースプリントを走った後、3月に開催される高松宮記念へ照準を合わせるとのこと。実現すれば、再び香港最強スプリンターがその力を見せつけに来日することとなる。
同時期にはドバイワールドカップデーも開催され、アルクオーツスプリントなど国際G1競走もあるのだが、オサリバン調教師の中で迷いはないようだ。その理由について、オサリバン調教師はこう語っている。
「日本の競走馬はすばらしい。しかし、スプリンターはアキレス腱だ」
つまり、世界の強豪が集う可能性が高いドバイより、日本のG1レースを選択したほうが「無難に勝利できる」とも取れる発言だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛