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香港スプリント勝利のエアロヴェロシティ陣営「日本のスプリンターは弱い」発言!? 来春の高松宮記念に来日濃厚

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 日本が中長距離において世界と戦えるレベルに達しているという声は多く、実際にエイシンヒカリがフランスG1を圧勝したり、ジャスタウェイがドバイで勝利、凱旋門賞で何度も2着を経験するなどワールドクラスである点に疑いはない。ただ、スプリントやマイルに目を向ければ、国際的な活躍を見せる馬が極わずかだ。今年の香港スプリントも、春秋短距離G1を分け合ったビッグアーサーとレッドファルクスが惨敗した。

 香港Cを勝利し、国内外のマイルG1を完全制覇したモーリス、2012、2013に香港スプリントを日本馬で初めて勝利したロードカナロアを除けば、ここ10年、海外で圧倒的な強さを見せたマイラー、スプリンターは存在しないと言っていい。近年は日本に遠征してきた海外馬の成績はまったく振るわないが、ことスプリントに関して言えば、前述のエアロヴェロシティやウルトラファンタジー、サイレントウィットネスなどが勝利している。スプリントに強い香港からすれば、日本の短距離路線を「狙い目」と見るのも当然かもしれない。

 果たして、再び日本に襲い掛かるエアロヴェロシティを止めることができるのか。ここで再び後塵を拝することとなれば、スプリント界においては世界との距離がますます拡がってしまうこととなるが……。

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