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JRA武豊ワグネリアン無視できない「疑惑」だらけ!? 京都記念(G2)ドリームタッグ実現が「プラス」とならない理由

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 14日、今年の阪神競馬開幕を告げる京都記念(G2)が開催される。芝2200mの距離は同じでも、京都競馬場改修工事の影響で27年ぶりの阪神開催。過去の傾向やデータを鵜呑みにすることは一抹の不安が残るため、当日の馬場や傾向には十分な注意を払いたい。

 大きな注目を集めるのは、オークス馬ラヴズオンリーユーとダービー馬ワグネリアンの対決だ。前者はキャリア10戦中8戦で手綱を執ったM.デムーロ騎手から川田将雅騎手への乗り替わりは驚きだが、それ以上に衝撃的だったのは後者だろう。

 なんといってもワグネリアン(牡6、栗東・友道康夫厩舎)は福永祐一騎手にとって、福永家の悲願といわれたダービージョッキーの称号をプレゼントしてくれた”恩人”である。これまでキャリア13戦中11戦で福永騎手とコンビを組んでおり、騎乗が叶わなかった2戦はそれぞれ落馬と騎乗停止が原因。やむを得ない事情がない限り、最優先で騎乗していた馬だった。

 それだけに、ただならぬ思い入れのあるパートナーを福永騎手が手放したことに驚きはある。

「福永騎手も苦渋の選択だったと思いますが、ワグネリアンの不振も少なからず関係があるでしょう。同馬は18年の神戸新新聞杯(G2)を最後に2年5ヶ月もの間、勝利から見放されています。その上に無敗で三冠を制したコントレイルが出現したことで、同じ路線を進むワグネリアンとの激突は遅かれ早かれ避けられません。

となると、今年6歳を迎えたワグネリアンより、充実の明け4歳馬を選択したのも納得がいきます。共同通信杯(G3)でコンビを組むシャフリヤールはクラシック候補の呼び声も高い素質馬ですし、福永騎手も先を見据えた判断だったといえそうです」(競馬記者)

 ワグネリアン陣営としては福永騎手が乗れなくなったとしても、第一人者である武豊騎手が乗ってくれるなら悪くない話でもある。

 その一方で、久々の勝利を目論むワグネリアンに多くの疑惑があることも見逃せない。

 13着に大敗した昨年の宝塚記念(G1)から7ヶ月半の休み明けとなる上に、”喉鳴り疑惑”から手術に踏み切っている。クラシックで活躍したディープインパクト産駒の牡馬が、古馬になって成績不振に陥った前例は先輩ダービー馬マカヒキをはじめ少なくはない。息遣いから喉の不安が疑われていたとはいえ、成長力不足が元凶だった場合は意味をなさない可能性も考えられる。

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 さらに追い打ちをかけるのは新パートナー・武豊騎手の不振だ。

 先週のきさらぎ賞(G3)でも同じくディープインパクト産駒、金子真人オーナー、友道厩舎と、同じチームだったヨーホーレイクで惜敗しており、重賞19連敗の泥沼状態である。友道厩舎とのコンビでも最後に重賞を勝利したのは、マイラプソディとコンビを組んだ19年11月の京都2歳S(G3)まで遡る必要があり、目下13連敗と更新中だ。

 また、武豊騎手が勝利した重賞レースの距離も深刻。昨年3月の毎日杯(G3)をサトノインプレッサで制したのを最後に、1600m以上の重賞で全敗。勝利を手にしたのは昨年の函館スプリントS(G3)、小倉2歳S(G3)、ファンタジーS(G3)と1200mから1400mといった短距離重賞のみだった。

 まるでスプリンターのような成績だけに、2200mの京都記念で好騎乗が見られるかどうかは懸念が残るかもしれない。

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