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2021.02.11 19:00
ジャパンC回避でJRAに抗議文!? アーモンドアイ、クロノジェネシスも批判の的に? 京都記念、共同通信杯のW制覇「最強兄弟」が輝いた時代
編集部
宝塚記念を勝利後、夏を休養に充てたビワハヤヒデだったが、陣営はナリタブライアンとの決戦を意識して、ジャパンC(G1)の回避を発表。天皇賞・秋(G1)から余裕を持って有馬記念に挑むことを明かした。陣営は、それだけ弟の実力を認めていたのだ。
しかし、この決断がファンやマスコミの間で小さくはない波紋を呼ぶ。作家の石川好氏がJRAの機関誌『優駿』に抗議文を寄稿すると、同誌で執筆していた石川ワタル氏も、この回避を「退散」と記述。
当時にはまだ「現役最強の古馬がジャパンCに出走しないとは何事か」という風潮があったのだ。

あれから26年。新型コロナウイルスの影響によって海外遠征が制限された昨年でさえ、天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念と秋古馬三冠を完走したのはキセキ1頭だけだった。
現在の競馬はいわゆる「使い分け」が跋扈し、天皇賞・秋とジャパンCを勝ったアーモンドアイ、有馬記念を勝ったクロノジェネシスに代表されるように、古馬の強豪は秋を1、2戦で終えることが主流だ。
そしてファンや識者も、それが普通のことと納得している。これらも、人よりも馬を優先したビワハヤヒデ陣営らの“英断”がもたらした時代の流れなのだろう。

今週14日に開催される今年の京都記念(G2)はビワハヤヒデが勝って以来、27年ぶりに阪神競馬場で開催される。奇しくも前日のクイーンC(G3)には三冠馬アパパネを母に持つアカイトリノムスメが登場し、そして京都記念には兄ジナンボーが出走を予定している。
ビワハヤヒデ・ナリタブライアンのような強烈な存在ではないが、兄妹の走りを興味深く見守りたい。
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