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2021.02.28 15:00
JRA【オーシャンS(G3)展望】スプリント界に“新星”誕生なるか!? 父ロードカナロア×母カレンチャン「安田隆行厩舎の結晶」カレンモエに期待
編集部
グルーヴィット(牡5歳、栗東・松永幹夫厩舎)は、3歳夏に中京記念(G3)を制覇。その後は勝ち星から見放され、なかなか人気を上回る成績を残せていない。
これまで芝での好走は左回りコースに偏っていたが、前走小倉の北九州短距離S(OP)で2着に好走。右回りもこなし、重賞2勝目へ舞台は整った。
北九州短距離Sでそのグルーヴィットを撃破したのがラヴィングアンサー(牡7歳、栗東・石坂公一厩舎)だ。
5歳春にオープン昇級後は、リステッドとオープン競走を3勝している。しかし、重賞では5戦すべて着外と高い壁に阻まれてきた。ペースが流れ、末脚を生かす展開になれば、激走があっても驚けない。
前走距離短縮で変わり身を見せたアストラエンブレム(セ8歳、美浦・小島茂之厩舎)。デビューから一貫して1600~2000mを使われてきたが、前走のラピスラズリS(L)で、初めて6ハロン戦に挑戦。58kgを背負い、道中最後方から直線一気に差し切った。8歳にしてスプリント路線でその才能は開花するのだろうか。
他には、18年と19年のこのレースで連続3着の実績があるダイメイフジ(牡7歳、栗東・森田直行厩舎)、スプリント重賞2勝の実績馬で、去勢明け初戦のビアンフェ(セ4歳、栗東・中竹和也厩舎)なども出走を予定している。
高松宮記念に向けて、電撃の6ハロン戦を制するのは果たしてどの馬か。発走は6日15時45分を予定している。
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