GJ > 競馬ニュース > 有馬記念(G1)展望  > 3ページ目
NEW

【有馬記念(G1)展望】2016年の最終決戦! 5年ぶりの「クリスマス・グランプリ」を制するのはキタサンブラックと武豊騎手か、それとも……

マリアライト(牝5歳、美浦・久保田貴士厩舎)

ファン投票数:85,897票 第5位
今年度の主な勝ち鞍:宝塚記念(G1)

mairaraito.jpgマリアライト(競馬つらつらより)

 別路線組で最も怖い存在は、やはり宝塚記念を勝っているマリアライトだろう。

 この秋はオールカマーでゴールドアクターに完敗する5着。続くエリザベス女王杯でも1番人気に推されながら6着と、まったく良い所がないマリアライト。

 まるで宝塚記念でドゥラメンテやキタサンブラックに勝ったことで完全燃焼してしまったようにも見えるが、実は今春も同じような感じだった。

 休み明け初戦の日経賞でゴールドアクターに完敗し、続く目黒記念では格下のクリプトグラムに脚をすくわれる始末。宝塚記念を迎える頃には、8番人気まで評価が急落していた。

 ところが、そこで久保田貴士調教師が完璧な勝負仕上げ。雨で荒れた馬場と蛯名正義騎手の積極的な競馬が噛み合って、スイープトウショウ以来11年ぶりに牝馬が夏のグランプリを制した。

 昨年の有馬記念ではキタサンブラックとアタマ差の4着。当然、見限れる存在ではないはずだ。ラストランに全力を尽くす。

サウンズオブアース(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)

sounds.jpgサウンズオブアース(競馬つらつらより)

ファン投票数:47,716票 第9位
今年度の主な勝ち鞍:なし

 勝てない。だが、その実力は誰もが認める「現役最強2勝馬」がサウンズオブアースだ。

 通算成績が[2.8.1.8]と絵に描いたようなシルバーコレクターを地で行く善戦マン。G1で3つ目の2着を獲得した前走のジャパンCでは、M.デムーロ騎手が「もう2着はいらない」と嘆いていた。

 ただ、それでも昨年の有馬記念でキタサンブラックに先着し、ゴールドアクターを最後まで苦しめたサウンズオブアース。前走もキタサンブラック以外はきっちりと差し切っており、流れ次第で善戦マン返上もあるはずだ。

「冬場は走る」と口を揃えている陣営。クリスマス・グランプリで祝杯を挙げるか。

【有馬記念(G1)展望】2016年の最終決戦! 5年ぶりの「クリスマス・グランプリ」を制するのはキタサンブラックと武豊騎手か、それとも……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  2. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  5. 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?
  6. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  7. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後
  8. 「シャンパンカラーが勝つよ」昨年のNHKマイルCで9番人気の激走を見抜いた“凄腕”が指定したのは、ジャンタルマンタルでもアスコリピチェーノでもないまさかの激走穴馬
  9. どれだけハズレても我々は「バッターボックス」に立たせてもらえる! 悔いを残したくないからこその大ダメージ…競馬と後悔の実に深い繋がり【徒然なる神のくず競馬トーク】
  10. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場