GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】サウンズオブアース  > 4ページ目
NEW

【徹底考察】有馬記念(G1) サウンズオブアース「『現役最強2勝馬』もここが最大のチャンス。悲願を達成するには『漁夫の利』を信じて待つしかない」


 まさに「前門の虎後門の狼」といった状況だが、そんなサウンズオブアースにも有馬記念を勝ち切る「活路」が一つだけある。それは昨年の有馬記念のように、ゴールドアクターが好位からキタサンブラックを積極的に負かしに行ったケースだ。

 本馬はそうなる可能性を信じて、ジャパンCと同じように中団で脚を溜める。現状を鑑みれば、勝つ可能性が最も高いのは、このケースしかないように思える。

 他力本願になってしまうことは確かだ。サトノダイヤモンドを始めとした不確定要素の存在も重々承知の上。だが、逆に述べると自力で勝ち切れないのは、これまでのキャリアが証明している。

 このような馬が勝ち切るには、どうしても「漁夫の利」が必要になる。

 仮にもし、キタサンブラックをジャパンCのように最後まで楽に逃がしてしまえば、結果は変わらないだろう。それはゴールドアクターの吉田隼人騎手も重々承知のはずだ。昨年のように積極的に仕掛ける可能性は低くはない。

 あとはデムーロ騎手が”それ”を信じて、腹を括った競馬ができるかどうかだろう。
(監修=下田照雄(栗東担当))

【徹底考察】有馬記念(G1) サウンズオブアース「『現役最強2勝馬』もここが最大のチャンス。悲願を達成するには『漁夫の利』を信じて待つしかない」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!