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JRA池添謙一「4年前」の再現に状況も酷似!? 桜花賞(G1)お手馬譲ったC.ルメールも侮れないグランアレグリアの悪夢

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 4月11日、阪神競馬場で行われる桜花賞(G1)に、ソングライン(牝3歳、美浦・林徹厩舎)が出走を予定している。

 デビュー戦ではD.レーン騎手が騎乗し2着と敗れたが、2戦目の未勝利戦を丸山元気騎手で勝利。前走の紅梅S(L)快勝はC.ルメール騎手の手綱によってもたらされたが、同騎手は本番でサトノレイナスに騎乗するためソングラインの鞍上は未定となっていた。

 2戦目、3戦目ともに2着馬に3馬身差の圧勝と期待を集めるソングライン。桜花賞には池添謙一騎手とのコンビで挑むことを、サンデーレーシングが発表した。

 これまで、数々の乗り替わりで結果を出し「代打職人」として名高い池添騎手。特に、今回の桜花賞という舞台では特別な存在ともいえるだろう。

 過去に池添騎手が前走からの乗り替わりでG1勝利を飾ったのは5回。内4勝は、マイル戦で挙げている。

■池添騎手の乗り替わりG1勝利(年、レース名、馬名、前走騎手)
2002年 桜花賞 アローキャリー(O.ペリエ)
2011年 マイルCS エイシンアポロン(田辺裕信)
2013年 有馬記念 オルフェーヴル(C.スミヨン)
2017年 桜花賞 レーヌミノル(浜中俊)
2019年 マイルCS インディチャンプ(福永祐一)

 また、池添騎手は乗り替わった桜花賞を2勝という好相性。さらに、驚くのは2頭の人気である。

 02年の桜花賞で、ペリエ騎手から乗り替わったアローキャリーは13番人気。17年に浜中俊騎手の代打を務めたレーヌミノルでも、8番人気ながらに勝利を収めているのだ。

 ソングラインは『netkeiba.com』の予想オッズで、29日現在で7番人気。その状況や人気の近さからは、過去のレーヌミノルを彷彿とさせる。

 レーヌミノルは前哨戦として1400m戦のフィリーズレビュー(G2)に出走し、1番人気に推されながらも2着と惜敗。それまで6戦中5鞍で手綱を執ってきた浜中騎手に替わって、本番での騎乗は池添騎手に託された。

 17年の桜花賞は、当日にサロニカが取り消して17頭立て。前日の雨が残る稍重馬場でのレースとなった。

 レーヌミノルは好スタートから好位4番手を追走すると、その後ろには鞍上ルメール騎手で単勝1.4倍と断然の人気を集めたソウルスターリングがピッタリとマーク。リスグラシュー、アドマイヤミヤビなど、その他の有力馬は後方からレースを進めた。

 直線に入ってもレーヌミノルの手応えは十分で、ソウルスターリングとの差は縮まらない。最後は後方からリスグラシューも迫ったが、その追撃を半馬身差で凌ぎ切った。

 ソングラインも前走は1400mの紅梅Sを使ってきた馬であり、距離延長で池添騎手に乗り替わり。前走の位置取りも4番手と先行することが予想され、2017年と状況は似ている。ソングラインを譲った形となるルメール騎手にとっても、侮れない1頭となるだろう。

 また、ルメール騎手はアーモンドアイに騎乗した昨年の安田記念(G1)で、池添騎手に手綱を譲る格好となったグランアレグリアに完敗した苦い記憶もある。

 桜花賞で託された代打騎乗。池添騎手なら、再び大仕事をやってのけるかもしれない。

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