【東京大賞典(G1)展望】武豊騎手がアウォーディーで今年最後の大仕事!ダート界の総決算で再び頂点に導けるか!

1年の総決算といわれている有馬記念は終わったが、ディープな競馬ファンにとっては、これで1年を締めくくるわけにはいかないだろう。29日には、大井競馬場で「本当の総決算」となる第62回東京大賞典(G1)が開催される。
今年の有馬記念が第61回で、東京大賞典が第62回。つまり、わずか1年ながら東京大賞典は有馬記念より古い歴史を持つ。ちなみに第1回は1955年に大井競馬場のダート2600mを8頭立てで行なわれ、ミスアサヒロという馬が勝利している。この頃は調教師が騎手を兼業することも珍しくなく、勝利騎手・勝利調教師は共に安藤徳男氏だった。
今年はとにかくダートの有力馬が軒並み大きな故障もなく元気で、同じようなメンバーが何度も覇権を争ってきた。
中盤でコパノリッキーがG1を3連勝するなどマンネリ化してきたかと思われたが、この秋になってアウォーディーが新王者に台頭。さらにはチャンピンオンズCでサウンドトゥルーが、昨年の当レース以来となるG1制覇を達成するなど一転して混戦模様となってきた。
それでも人気の中心は武豊騎手のアウォーディー(牡6歳、栗東・松永幹夫厩舎)で揺るがないだろう。
昨年秋のダート転向後、怒涛の6連勝。JBCクラシックではホッコータルマエ以下を負かして、ついに新王者の座を手にした。しかし、前走のチャンピオンズCでは単勝2.2倍の1番人気を背負いながら最後の直線で一度は抜け出したものの、最後にサウンドトゥルーの強襲に遭って2着。ダート戦で、生涯初の敗北を喫した。
主戦の武豊騎手は敗因を抜け出してからソラを使ったことに求めたが、確かに最後は急激に止まっており、今後に大きな課題が残ったといえる。能力そのものがトップクラスであることは疑いようのない事実だが、早めに抜け出せないことは大きな弱点にもなる。難しい競馬を強いられそうだが、天才騎手の腕の見せ所だろう。
 逆に、ここに来て一気に評価を上げたのが、チャンピオンズCを制したサウンドトゥルー(セン6歳、美浦・高木登厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
 - 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
 - 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
 - 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
 - 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
 - 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
 - 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
 










					
					
					
					




