【JRA皐月賞・人気馬総崩れか!?】ダノンザキッド、エフフォーリア危険?どの馬を勝たせたいのか、お抱え騎手の配置関係で、獲れる根拠ありの穴馬でまさかの結論
●春のG1シリーズも前半戦が終わる
高松宮記念から始まった春のG1シリーズも、大阪杯、桜花賞と続き、今週はいよいよクラシック三冠の初戦となる皐月賞、そして年に二度しか行われない障害レースの最高峰、中山グランドジャンプ(J・G1)で前半戦が締めくくられる。中山GJには障害界の絶対王者オジュウチョウサンが6連覇という偉業を目指して出走。そして皐月賞には個性豊かな17頭の精鋭が顔を揃えた。
今年はフルゲート18頭に対し18頭が登録したものの、オーソクレースの回避で最大でも17頭による争いとなる。そのメンバーを見てみると、やはり今年は非常にレベルが高いと言って間違いない。その17頭は以下の通り。
アサマノイタズラ(手塚貴久厩舎)
前走:スプリングS 2着
アドマイヤハダル(大久保龍志厩舎)
前走:若葉S 1着
オープン特別1勝
2019年セレクトセールで4428万円
イルーシヴパンサー(久保田貴士厩舎)
前走:スプリングS(G2) 4着
2019年セレクトセールで4320万円
エフフォーリア(鹿戸雄一厩舎)
前走:共同通信杯(G3) 1着
3戦3勝の無敗
グラティアス(加藤征弘厩舎)
前走:京成杯(G3) 1着
2戦2勝の無敗
2019年セレクトセールで2億4840万円
姉はレシステンシア
シュヴァリエローズ(清水久詞厩舎)
前走:若葉S 2着
オープン特別1勝
ステラヴェローチェ(須貝尚介厩舎)
前走:共同通信杯(G3) 5着
サウジアラビアRC(G3)1着
2018年セレクトセールで6480万円
タイトルホルダー(栗田徹厩舎)
前走:弥生賞(G2) 1着
2018年セレクトセールで2160万円
ダノンザキッド(安田隆行厩舎)
前走:弥生賞(G2) 3着
ホープフルS(G1)優勝・2020年JRA最優秀2歳牡馬
2018年セレクトセールで1億800万円
ディープモンスター(池江泰寿厩舎)
前走:すみれS 1着
オープン特別1勝
現在2連勝中
ボーデン(木村哲也厩舎)
前走:スプリングS(G2) 3着
ヨーホーレイク(友道康夫厩舎)
前走:きさらぎ賞(G3) 2着
ラーゴム(斉藤崇史厩舎)
前走:きさらぎ賞(G3) 1着
2019年セレクトセールで5076万円
ルーパステソーロ(加藤士津八厩舎)
前走:3歳1勝クラス 3着
ウマ娘で話題のゴールドシップ産駒
レッドベルオーブ(藤原英昭厩舎)
前走:朝日杯FS(G1) 3着
デイリー杯2歳S(G2)1着
ワールドリバイバル(牧田和弥厩舎)
前走:スプリングS 6着
2020年JRAブリーズアップセールで1760万円
ヴィクティファルス(池添学厩舎)
前走:スプリングS(G2) 1着
◎重賞勝利実績 8頭
◎重賞3着内実績 3頭
◎上記以外のオープン勝利実績 2頭
2億円超えの評価を受けたグラティアスを筆頭に、セレクトセールで落札された馬が18頭中7頭もいるのは驚き。そしてどの馬の実績も素晴らしいが、無敗の馬が2頭、全成績が3着以内の馬が7頭もいるのだから、大きな差はないといっていい。それらの馬はいずれも馬券に絡めるだけの実力馬。展開・馬場・枠順・鞍上次第で着順もガラッと変わってもおかしくない。つまりこの皐月賞は、どの馬にも好走するチャンスがある群雄割拠のレースなのだ。
●皐月賞を的中させるために必要なもの
先日行われた大阪杯は断然の3強と言われたコントレイル、グランアレグリア、サリオスが揃って3・4・5着に敗退する結果となった。当日降り始めた雨による馬場悪化の影響はあったが、それは事前の予報で誰もがわかっていたこと。にもかかわらず、マスコミの印がずらっと並んだ3頭がともに敗退したということは、印刷などの都合で枠順決定前やレースの数日前に予想を決めなければならないマスコミの予想に、限界があるということだろう。
本気でこの皐月賞を的中させるために必要なものは何か。その結論は“正確な情報”そして“正しい分析”この2点にあると言っていい。そしてその2つの要素を兼ね備えているのは、巷で見られる競馬マスコミやアマチュア予想家ではなく、本物のプロとして活動するホースメン会議をおいて他にあるまい。競馬界で最高クラスの実力者が揃ったホースメン会議が、皐月賞でどんな情報を集め、どのように分析しているのか、その核心に迫るべく話を聞いた。
●まさかの結論
――今年の皐月賞はかなり難解ですね。
担当者 昨年はコントレイルという絶対的な存在がいましたし、一昨年のサートゥルナーリアも不動の中心馬でした。しかし今年は誰もが感じているように、どの馬も実力が拮抗し抜けた馬はいません。成績や鞍上に対する不安、さらに各馬の出走レースが分散し、力関係がはっきりしていないのがその理由でしょう。
――皐月賞はどんな情報と分析を行っているのですか。
担当者 各馬の力関係もそうですし、出走馬の半数以上を占めるノーザンファームの狙いも重要ですね。特にどの馬を勝たせたいのか、お抱え騎手をどのように配置するのか、その思惑はレースの展開や結果に影響します。その裏事情はすでに把握済みです。そして当然のことながら、各馬の正確な状態、コース適性、馬場適性など、ありとあらゆる情報とデータを分析した結果、現時点で2万馬券を的中させたフェブラリーS(G1)と同等レベルの自信となっています。
――フェブラリーSといえば、9番人気で2着に好走したエアスピネルの激走情報で的中させたレースですね。
担当者 そうです。あのレースは堀厩舎の勝負情報が届いていたカフェファラオと、激走要素がすべて揃っていたエアスピネルで、非常に簡単な馬券でした。馬連6620円や3連複2万4940円の万馬券的中は多くのファンに喜んでいただきました。
――その時と同等レベルの自信ということは、この皐月賞も万馬券的中に手応えがあるということですね。
担当者 基本的にホースメン会議は、G1や重賞といったレースの格にとらわれず「獲れる論拠」と「儲かる自信」のあるレースを1日1レース厳選で提供しています。そして前開催(2/27~3/21)の4週間は8戦8勝とパーフェクト的中を達成しました。前開催の的中情報の中には、3月20日の3連単15万7790円、3月7日の3連単15万6820円といった高額万馬券も含まれており、誰でも的中できるような低配当のレースを狙ったわけではありません。一般的なマスコミと異なり、レース当日のギリギリまで情報収集と分析を行っているからこそ、ホースメン会議はこんな馬券も狙って的中できるのです。
――その実績は凄まじいですね。過去に目にしたどんな的中実績よりも驚きです。やはりホースメン会議さんのスタッフの実力の高さですね。
担当者 ホースメン会議は今年で創業40周年を迎えましたが、総監督を務める能勢俊介を中心に、元JRA騎手の東信二、関西マスコミのドンと呼ばれる米原聡など業界トップの人材が所属しています。そしてホースメン会議を設立した、競馬の神様と呼ばれた大川慶次郎氏の思いを受け継ぎ、これからもファンの皆様に正確な情報と当たる予想を提供してまいります。
――最後に一言、ファンに向けてお願いします。
担当者 競馬を奥深く極めることは非常に難しいと思いますが、必ずしも極めることが的中に繋がるわけではありません。例えばホースメン会議の情報を利用するだけで、騎手や血統がわからなくても、難なく万馬券を手にすることは可能です。そしてひとつお伝えしたいことがあります。今回の皐月賞は、より多くのファンに楽しんでもらうため、特別に「皐月賞の3連単買い目」を無料で提供いたします。フェブラリーSに続く万馬券、3月の10万馬券に続く感動を手にするためにも、ぜひこの機会をご利用ください。
――それは素晴らしい企画です。週末が楽しみです。本日はありがとうございました。
コントレイルに続く、2年連続三冠馬誕生の可能性を見せる圧倒的な勝利が見られるか、それとも人気馬総崩れとなった2018年のような大波乱となるか、今年の皐月賞予想はかなりハードルが高い。しかしこのホースメン会議が提供する無料の皐月賞情報を活用すれば、そのハードルを下げ、なおかつ的中を手繰り寄せることが期待できるだろう。
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