
JRA桜花賞(G1)「法則発動」ならソダシ、サトノレイナス、アカイトリノムスメなど上位人気馬は全滅!? 条件クリアで残った伏兵5頭とは
今年で81回目を迎える桜花賞(G1)が阪神競馬場で開催される。
4月11日に桜花賞が行われるのは11年ぶり7度目。前回は2010年で、1番人気のアパパネが桜の女王に輝き、その後、牝馬3冠を達成した。
これまで4月11日に行われた6度の桜花賞は以下の通り。
第36回 1976年 テイタニヤ(嶋田功)
第42回 1982年 リーゼングロス(清水英次)
第53回 1993年 ベガ(武豊)
第59回 1999年 プリモディーネ(福永祐一)
第64回 2004年 ダンスインザムード(武豊)
第70回 2010年 アパパネ(蛯名正義)
※敬称略
武豊騎手は93年にベガ、04年にもダンスインザムードで優勝。“1回飛び”の法則通りなら今年も期待できたが、残念ながら右足骨折のため療養中。この法則が今回発動することはない。
もう一つ、優勝馬の馬名にもある法則を見つけることができた。初めて4月11日に開催された1976年のテイタニヤを除き、直近5回の勝ち馬にあった共通点とは……。
それが馬名に「濁点」もしくは「半濁点」が2つ以上含まれているというものだ。馬名は最大9文字で、外来語も多く、「濁点」、「半濁点」が2つ以上入っている場合も決して少なくない。今年も多くの馬がこれに該当するかと思いきや、出走18頭のうち、5頭だけと意外に少なかった。
今年該当した5頭とは、アールドヴィーヴル、エリザベスタワー、エンスージアズム、シゲルピンクルビー、そして3分の2の抽選を突破したブルーバード。この中で、エリザベスタワーとシゲルピンクルビーは前哨戦を勝っており、アールドヴィーヴルもデビュー2戦目でクイーンC(G3)2着という実績を持つ。
ただし、この5頭はいずれも“実力上位”とまでは見られておらず、単勝オッズも10倍以上という“伏兵”の存在だ。
一方、“上位人気”が予想されるのはソダシ、サトノレイナス、アカイトリノムスメ、そしてメイケイエールの4頭。ただし、彼女たちは、ソダシを除いて濁点も半濁点も馬名に含まれていない。唯一濁点を持つソダシも1文字だけだ。
4月11日に開催された過去5回で発動しているこの法則通りなら、“上位人気馬”の勝利は厳しいということになるが、果たして……。
ちなみに4月11日は「メートル法公布記念日」、そして「ガッツポーズの日」でもある。日本で尺貫法からメートル法に移行したのは、ちょうど100年前の1921年4月11日だった。
100年の記念日に1600メートル先のゴールでガッツポーズを見せるのはどのコンビとなるのか。濁点、半濁点2つ以上持ちの“人気薄”5頭の中から勝者が生まれれば、波乱の桜花賞ということになりそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- タニノ、ダイワ、に続いてサトノ軍団“消滅”危機にファンも反応、ダービー制覇の夢遠のく34億円債務超過?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 【安田記念プレーバック】8歳で“非業の死”を遂げた個性派…ロードカナロアに迫った驚愕の末脚!「クビ差」惜敗が種牡馬勢力図も変えた?
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
関連記事
JRA 桜花賞(G1)「ノーザンファームの法則」でソダシ、サトノレイナス、アカイトリノムスメはまさかの「脱落」……意外な事実が導く注目馬とは?
JRA 武豊「最下位になっても文句は言えない」と危惧!? 桜花賞(G1)メイケイエール陣営が横山典弘「全権委任」に太鼓判、ノームコアの苦い記憶を払拭できるか
JRA ソダシが呼び起こす「伝説の美少女」の記憶、桜花賞(G1)を5連勝で駆け抜けたレジェンドとの共通点とは……
JRA 福永祐一コントレイル敗戦で「誤算続き」の春到来!? 桜花賞(G1)ファインルージュで「連敗トンネル」脱出に望み
JRA 桜花賞(G1)「芝未勝利」横山典弘に舞い込んだ武豊代打メイケイエール、親子対決で父の威厳を見せつけるチャンス!?