
JRA 皐月賞(G1)過去30年間勝ち馬なし!?「吉兆枠」から戴冠を狙うディープモンスターに襲いかかる「不吉なデータ」
いよいよ目前に迫っている、第81回皐月賞(G1)。ダノンザキッド、エフフォーリアの2頭が人気を分け合う形が予想されるものの、どの馬にもチャンスのある、非常に難解な一戦である。
上記の2頭に続いて3~5番人気が予想されるのが、目下4戦3勝2着1回という、ほぼ完璧に近い成績をおさめているディープモンスター(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
前走のすみれS(L)では、スタート前に右前脚の蹄鉄が外れるアクシデント、さらにはスタート直後大きく外にヨレる不利がありながらも、ラストは2馬身半差という完勝を収めている。
レース後、主戦の武豊騎手は「3勝目ができてホッとしました。これでクラシックは賞金的に大丈夫でしょう」とコメント。同馬がクラシックでも期待できる存在であることを仄めかしている。上位人気に支持されるのも、いわば必然であると言えるかもしれない。
枠順は6枠11番。奇しくも同じ池江厩舎所属であり、2017年の皐月賞を制したアルアインと同じ「吉兆枠」に入った。9番人気ながら皐月賞の栄冠をもぎ取った「先輩」と同じく、ディープモンスターも虎視眈々と一冠目を狙っていることであろう。
だが一方で、ディープモンスターにとってやや不吉とも取れるデータも存在している。
ディープモンスターは皐月賞へのステップにすみれSを選んでいるが、すみれS勝ち馬は過去30年間、皐月賞で【0・0・0・18】となっており、全くと言って良いほど結果が出ていない。
同じく池江厩舎の先輩であるキタノコマンドール、サトノルークスの2頭も、すみれS快勝後に皐月賞へと駒を進めたが、それぞれ5着、14着と敗れている。残念ながらすみれSの勝ち馬にとって、皐月賞は大変な鬼門なのである。
「阪神の芝2200mで行われるすみれSはスタミナ寄りの適性が求められるのに対して、中山芝2000mの皐月賞はマイルもこなせる位のスピードが求められます。
すみれSの勝ち馬が皐月賞で結果が出ていない要因は、その辺りにもあるのではないでしょうか。実際、すみれSの勝ち馬は、その後サトノルークスやクリンチャーが菊花賞(G1)で2着しているように、長い距離で結果を出す傾向が非常に強いです。また、フサイチコンコルドやキングカメハメハはダービー馬に輝いています。すみれSは皐月賞よりも日本ダービー(G1)や菊花賞とリンクが強いレースですね」(競馬記者)
今回、ディープモンスターと初めてコンビを組むのが、ドバイ遠征後、自主隔離期間を経て今週から復帰する戸崎圭太騎手である。
チュウワウィザードをドバイWC(G1)2着に導いた同騎手だが、『競馬ラボ』で連載中の『週刊!戸崎圭太』によると、遠征中は人気海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』を見ていたという。ぜひジャック・バウアーのような活躍で不吉なデータを吹き飛ばしてくれることに期待したい。
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