GJ > 競馬ニュース >  C.ルメール日本ダービーは超本気モード!?  > 2ページ目
NEW

JRA C.ルメール2年連続「脇役」回避へ日本ダービー(G1)は超本気モード!? 「片思い」大本命エフフォーリアの「予言」阻止に、思い出される悪魔的騎乗

「今年は2歳戦からノーザンファーム系の有力馬が猛威を振るっていますからね。長年、ルメール・ファーストで勝ちまくってきたノーザンファームが、このままルメール騎手を“脇役”に留まらせているとは思えません。

ここだけの話、2月の共同通信杯でも一時は『ルメール騎手がエフフォーリアに騎乗するかも』という話になっていましたからね。(騎乗予定だった)キングストンボーイの藤沢和雄調教師が難色を示したことで事なきを得ましたが、今回のアドマイヤハダルのようにダービー前のウルトラCがあるかもしれませんよ」(別の記者)

 また、エフフォーリアという「大本命」が決まったことで、今後のルメール騎手の逆襲がさらに鋭さを増すかもしれないという。

「昨年の菊花賞(G1)では、無敗の三冠が懸かった福永祐一騎手のコントレイルが、2勝クラスを勝ったばかりのルメール騎手のアリストテレスにクビ差まで追い詰められましたからね。

レース後、福永騎手が『ちょっと不味いなと思った』と語っていたように、あの時のルメール騎手の本命馬にとことん楽な競馬をさせない徹底マークは、レース後に大きな脚光を浴びました。

今後の牡馬クラシックは2400m、3000mと距離が伸びて、ジョッキーの腕がますます試される舞台。どの馬に乗っても、ルメール騎手がこのまま黙っているとは思えませんよ」(同)

 この皐月賞が自身にとってもG1初制覇となり、「サイコーです!」という初々しい勝利騎手インタビューが印象的だった横山武騎手。

 これでエフフォーリアを降板させられることはなさそうだが、かつて相棒に惚れ込んだルメール騎手の存在は脅威に違いない。騎手界の絶対王者にとって、自身の「予言」を覆す挑戦がここから始まる。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。まれに自分の記事で泣く。

JRA C.ルメール2年連続「脇役」回避へ日本ダービー(G1)は超本気モード!? 「片思い」大本命エフフォーリアの「予言」阻止に、思い出される悪魔的騎乗のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  2. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  7. 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  10. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去