真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.04 08:30
偉大なるサトノダイヤモンドに匹敵!? 今年のクラシックは、サトノはサトノでもアレスではなく「アーサー王」が支配する!? ~2017年春・牡馬クラシック展望~
編集部
すでに朝日杯FSを快勝したサトノアレスを擁しているサトノ軍団だが、そんな2歳王者以上の大器といわれているのが、このサトノアーサーだ。
10月のデビュー戦を単勝1.1倍で勝ち上がると、前走のシクラメン賞(500万下)では上がり3ハロン32.7秒という2歳馬離れした鬼脚で圧勝。年明けはきさらぎ賞から始動予定だが、ここをあっさり勝つようなら、偉大なる先輩サトノダイヤモンドと比較される存在になるのかもしれない。
昨年のダービージョッキー川田将雅騎手も、この馬だけは手放したくないだろう。
そのきさらぎ賞には百日草特別(500万下)を勝ったアドマイヤミヤビ(栗東・友道康夫厩舎)もスタンバイしているようだ。
デビュー戦こそ敗れたが、その後は2連勝。特に前走の百日草特別で2着に下したカデナが後に京都2歳S(G3)を勝利しているだけに、その価値は高い。母方はライバルのレイデオロと同じディープインパクトの一族。ハーツクライ産駒だけに、これから距離が伸びることで良さが出てきそうな存在だ。
また、8日のシンザン記念で人気を分け合いそうなペルシアンナイト(栗東・池江泰寿厩舎)と、アルアイン(栗東・池江泰寿厩舎)も、ここで結果を残せば当然クラシック候補に上がって来る逸材だ。
他にもデビュー戦を圧勝したキセキ(栗東・角居勝彦厩舎)、評判馬のトリコロールブルー(栗東・友道康夫厩舎)、ディープインパクト×Storm Catの素質馬ダノンロマン(栗東・藤原英昭厩舎)など、ここにきて候補を上げ始めれば枚挙に暇がないほど”タレント”が揃い始めている。
昨年の牡馬クラシックは、最終的にディーマジェスティとマカヒキとサトノダイヤモンドで3冠を分け合う形となった。今年はまだ勢力図が混沌としているが、一体どういった結果が待っているのか。今から楽しみで仕方がない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
キタサンブラックVSサトノダイヤモンド中心もライバル勢も虎視眈々!大阪杯G1昇格で俄然盛り上がる「古馬王道路線」~2017年春ローテーション考察その1~
里見治オーナー「『サトノの呪い』などどこ吹く風!リベンジから『制圧』へ反逆の2017年が始まる」 ~2017年の競馬キーマン Vol.1~
有馬記念の勝敗を決した「影の主役」とは。日本競馬に馴染みのない文化「組織力」に潰されたキタサンブラックにファンからは賛否両論
有馬記念「2強」サトノダイヤモンド、キタサンブラックの凱旋門賞挑戦濃厚!? 「スケール」と「適性」で両者期待大も、問題は……
有馬記念はサトノダイヤモンド「三つ巴」の激戦で涙の勝利! キタサンブラック、ゴールドアクター「最強の戦い」に感動