
JRA【日本ダービー(G1)展望】“三冠級”エフフォーリアに死角はあるか? 相手筆頭は14年ぶり快挙狙うサトノレイナス★上位人気馬予想オッズ付き★

皐月賞でエフフォーリアが完勝を収めたことで、別路線組に注目が集まりそうだ。そんななか、急浮上したのが桜花賞(G1)2着のサトノレイナス(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。
既定路線通りオークス(G1)に出走していれば、ソダシと並び最有力候補と目されていたはずだが、あえてダービーに挑戦してきた。牝馬の出走は2000年以降、3頭目。07年にウオッカが勝っているが、14年には同じく桜花賞2着から挑んだレッドリヴェールが4番人気に支持されるも12着に大敗している。
ただし、ここ数年は牝馬全盛の時代を迎えている。2kgの斤量差を味方につけて、重賞初勝利をダービーで飾る可能性は十分あるだろう。
桜花賞を振り返ると、道中は後方に控え直線に懸ける競馬。上がり最速となる32秒9の豪脚でソダシを急追したがクビ差及ばなかった。レース後にC.ルメール騎手が開口一番「18番枠、ありがとう」と自虐ネタを披露したように位置取りを考えれば勝ちに等しい内容だった。
前走後は在厩で調整され、1週前にルメール騎手を背に好時計をマーク。好状態をキープしている。
三冠牝馬を2頭育てた国枝調教師にとって、そして「一番勝ちたいレース」とダービー制覇に並々ならぬ意欲を見せる里見治オーナーにとっても、悲願のタイトルは見えるところにある。
G1・2勝馬のアルアインを兄に持つ良血シャフリヤール(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)も注目を浴びる一頭だ。
兄と同じく毎日杯(G3)を制覇。兄は皐月賞を9番人気で制した後、ダービーでは4番人気で5着に敗れた。弟は皐月賞を見送って、満を持してダービーに駒を進めてきた。
兄のアルアインは全勝ち鞍が2000m以下だったように、距離の壁に泣かされた。一方の弟はこれまで3戦すべてで1800mを使われてきたが、陣営からは「2400mの方がいい」という声も聞かれる。
大本命のエフフォーリアとは共同通信杯(G3)で対戦済み。その時は2戦2勝のエフフォーリアに対し、シャフリヤールは新馬戦を勝ったばかり。しかも3か月半の休み明けだった。好位を進んだ勝ち馬に対し、シャフリヤールは中団後方からの競馬。直線ではしっかり脚を伸ばしたが0秒4差の3着に敗れた。3か月半ぶりの対戦で逆転を狙う。
鞍上は、毎日杯で代打騎乗に応えた川田将雅騎手から福永祐一騎手に戻る。福永騎手といえば、18年にワグネリアンでダービー初制覇。そして昨年はコントレイルで2勝目を飾った。4年間で3度目のダービージョッキーへ、チャンスは十分あるだろう。
シャフリヤールと同じ3戦2勝のグレートマジシャン(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎)も、まだ底を見せていない一頭だ。
母ナイトマジックはドイツのG1を2勝した名牝で、スタミナと底力を秘める。過去9年で6勝を挙げる父ディープインパクトの血も後押ししてくれるだろう。
評価を大きく上げたのは2走前のセントポーリア賞(1勝クラス)。8頭立ての後方からレースを進め、直線で鞍上に促されると一気に加速。ノーステッキで2馬身半の差をつけ完勝した。2着に破ったバジオウはその後、プリンシパルS(L)を快勝したように、ポテンシャルが世代上位なのは間違いない。
初黒星を喫したのは前走の毎日杯。初めての長距離輸送で-8kgという馬体減が響いたのか、シャフリヤールを捉えきれずクビ差の2着に敗れた。しっかり間隔を空けて、2戦2勝の東京コースで巻き返しを狙う。
これまでの3戦は全て1800mだったが、今回は一気に600mの距離延長。しかし、騎乗する戸崎圭太騎手は「2400mという距離もこなせるイメージ」と好感触をつかんでいるようだ。
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