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JRA C.ルメール「強奪未遂」エフフォーリアに手のひら返し!? 日本ダービー(G1)サトノレイナスで「勝利宣言」に違和感、ソダシの“二の舞”を予感させる意味深コメント

 なぜなら4月の阪神開催は、レコードが頻発したように超高速馬場だったからだ。良馬場で行われたマイル重賞は阪神牝馬S(G2)、桜花賞(G1)、マイラーズC(G2)の3レース。それぞれ勝ちタイムは1分32秒0、1分31秒1(レコード)、1分31秒4という好時計が記録された。

 3歳春に古馬重賞のタイムを大幅に上回ったことも、今年の3歳牝馬がハイレベルとされる裏付けとなったが、これはスピード不足の馬には対応が難しかったという根拠ともなるだろう。ルメール騎手のコメントと矛盾するが、サトノレイナスが相当なスピードの持ち主でなければ、対応できなかったはずだ。

 また、同馬はライバル・ソダシと過去に2度の対戦があり、昨年の阪神JF(G1)をハナ差、今年の桜花賞はクビ差でソダシが連勝。いまだサトノレイナスに先着を許していないソダシだったが、初経験となった芝2400mのオークス(G1)で8着に惨敗。スタミナ不足を露呈したばかり。

 勿論、2000m超の重賞で勝利のなかったクロフネ産駒のソダシには、戦前から距離不安を危惧する声が出ていたのも事実。そのままディープインパクト産駒のサトノレイナスに当てはめることは難しい。

JRA C.ルメール「強奪未遂」エフフォーリアに手のひら返し!? 日本ダービー(G1)サトノレイナスで「勝利宣言」に違和感、ソダシの二の舞を予感させる意味深コメントの画像3

 その一方で、少なくともレコード決着の桜花賞を勝ち負けしたサトノレイナスを「スピード不足」と評したルメール騎手の真意を読み解くことができないのも確か。

 この矛盾の正体がサトノレイナスに対する「過大評価」によるものなのか、それともコメントの通り、すでに類稀なスピードを見せる現状ですら物足りなさを感じてしまうほどの「超大物」ということなのか。

 いずれにしても、日曜の夕方にはその答えが明らかとなる。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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