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岩田康誠騎手が愛知杯マキシマムドパリで1年半ぶりに復活! あの「勝負強さ」が戻る?

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 14日の愛知杯(G3)は、最後の直線大外から一気に抜け出したマキシマムドパリ(牝5 栗東・松元厩舎)が差し切りで勝利。最後は流してゴールインという余裕の戴冠だった。

 騎乗したのは岩田康誠騎手。久々の重賞制覇という印象だが、JRA重賞の勝利は何と約1年半ぶりである。

 岩田騎手といえば、ほんの3~4年前はまさに「我が世の春」だった。ジェンティルドンナにロードカナロア、他にも数々の有力馬に騎乗、G1勝利を果たし、年間100勝以上は当たり前。一昨年も夏までは重賞で荒稼ぎしていたのだが……。

 その後、岩田騎手の重賞勝利はパッタリと途切れることとなる。重賞のみならず平場での勝利も徐々に目減りしていき、一昨年は101勝と大台を超えたものの、昨年は68勝と一気に数字を落としてしまった。まさに出口の見えないトンネルに迷い込んでしまったという状況だった。

 しかし、年が変われば状況も変わる、ということだろうか。2017年初頭に幸先よくJRA重賞を勝利し、長いトンネルをついに脱した。とにかく「荒れる」ことで知られる愛知杯を1番人気で制したことも大きい。キッチリと責任を果たし、スタートダッシュを決めた形だ。

 いよいよ本領発揮となるか。ついこの間まであった、あの勝負強さが戻ってくるのか注目だ。

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