GJ > 競馬ニュース > 【東海S(G2)展望】
NEW

【東海S(G2)展望】連覇狙うアスカノロマンと最強世代の強豪グレンツェントが激突!? ミツバと横山典騎手が「魅せる」天才的戦術!

【この記事のキーワード】, ,
keiba0606.jpg

 2017年のJRA・G1開幕戦となるフェブラリーS(G1)に向け、早くもダート界の強豪が動き出している。22日に中京競馬場で行なわれる第34回東海S(G2、ダート1800m)には、2017年のダート界の主役を目指す強豪が集った。

 ホッコータルマエという主軸の一頭が引退したものの、昨年の最優秀ダートホースに選出されたサウンドトゥルーを筆頭に、JBCクラシックの覇者アウォーディーや、東京大賞典で一躍戦線の主役の一頭に躍り出たアポロケンタッキーなど、今年も層が厚いダート路線。

 そんな主役級の姿こそないものの、今年の東海Sには割って入れるだけの素質を秘めた楽しみなメンバーが揃った。

 中でも、昨年のチャンピオンズCで3着したアスカノロマン(牡6歳、栗東・川村禎彦厩舎)は一つ抜けた存在といえそうだ。

 ダート界の政権交代を告げたいアウォーディーが、最後の最後でサウンドトゥルーの豪脚に屈する衝撃的な結末だった昨年のチャンピオンズC。果敢な先行策から抜群の立ち回りを見せ、わずか半馬身差の3着に滑り込んだのがアスカノロマンだ。

 当時、ASKAさんの覚せい剤疑惑などで世間が大騒ぎしていたこともあり、この馬の激走は時事ネタとしても取り上げられた。だが、こと1800m戦において現役トップクラスの実力を秘めていることは、2馬身差で完勝した昨年の東海Sが証明している。

 昨年の東海Sで重賞初制覇を成し遂げてからは平安Sで重賞2勝目を飾るなど充実した一年を送ったアスカノロマン。しかし、G1ではフェブラリーS、チャンピオンズC共に3着とあと一歩が足りないが、上位陣がガラッと替わった年始と年末の決戦で唯一、高いレベルで安定した実績を残しているだけに、その実力は本物だ。

 主役級が集うG1では”壁”を感じるものの、連覇が懸かるG2の今回であれば大威張りできる舞台だ。悲願のG1制覇に向けて、まずはここで弾みを付けたい。

 そんなアスカノロマンを始めとするダート界の強豪にとって、最も警戒すべきが伸び盛りの明け4歳勢だろう。特にグレンツェント(牡4歳、美浦・加藤征弘厩舎)は、すでに古馬を相手に実績を残しているだけに到底油断できる相手ではない。

【東海S(G2)展望】連覇狙うアスカノロマンと最強世代の強豪グレンツェントが激突!? ミツバと横山典騎手が「魅せる」天才的戦術!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  10. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは