真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.16 08:29
【東海S(G2)展望】連覇狙うアスカノロマンと最強世代の強豪グレンツェントが激突!? ミツバと横山典騎手が「魅せる」天才的戦術!
編集部
芝のデビュー戦こそ5着に敗れたが、ダートに矛先を向けてからは8戦して馬券圏内を外したことがない抜群の安定感。いや、[5.2.1.0]という実績を踏まえれば、これは最早「G1級」といえるだけの極めて高い能力を認めざるを得ないだろう。
特に、古馬初対戦ながら後の東京大賞典の覇者アポロケンタッキーにクビ差に迫ったみやこSの走りは、この馬の将来性を大きく押し上げたといえる。それを裏付けるかのように年末の師走Sでは、単勝1.5倍の圧倒的な人気に応える完勝劇。川崎記念と両睨みながら、出走してくれば間違いなく首位候補といえる存在だろう。
横山典弘騎手の天才的な発想の下、自在性が出てきたミツバ(牡5歳、栗東・加用正厩舎)が、いよいよ重賞制覇を射程圏に入れている。
初の重賞挑戦となった昨秋のシリウスSで4着に敗れるまでは、後方からしっかりと脚を溜め、最後の直線に懸ける競馬を身上としていたミツバ。ところが横山典騎手に乗り替わったブラジルCでは一転して、まさかの逃げを打っての完勝劇。天才的な”奇策”に、ファンやメディアからは絶賛の声が上がった。
さらに単勝1.8倍に推されたベテルギウスSで、今度は後方からまくりの競馬を展開。危なげなく抜け出すと、後続を2馬身以上突き放して連勝を飾った。これまでどちらかといえば勝ち味に遅く、取りこぼしも多かったミツバだが、ついに”ベストパートナー”に巡り合って覚醒。念願の重賞初制覇の先には、G1の舞台も見えてくる。
今年も好メンバーが揃ったが、「注目度」ではラストインパクト(牡7歳、栗東・角居勝彦厩舎)の右に出るものはいないのではないだろうか。
この舞台でジャパンC・2着馬の姿を見ることになるとは、一体誰が予想しただろうか。一昨年のジャパンCでクビ差の2着、昨年のドバイシーマクラシックでも3着の実績を誇るラストインパクトが、まさかのダート路線参入となった。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!