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サトノダイヤモンドに迫った力は伊達ではなかった!ミッキーロケットがシャケトラとの壮絶な叩き合いを制して日経新春杯(G2)制覇!

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mikki-roketto.jpgミッキーロケット(JBISサーチ公式サイトより)

 やはり、新年を迎えて「新しい風」が吹いているのだろうか。

 17日に京都競馬場で行なわれた第64回日経新春杯(G2)は、競馬界の次代を担う明け4歳馬2頭の叩き合いとなり、最後は1番人気のミッキーロケットが重賞初勝利を飾った。

 積雪の影響により、異例の火曜日開催となった今年の日経新春杯。昨年のクラシックを戦った素質馬に、「未完の大器」と評されるシャケトラが加わった明け4歳勢が人気の中心を形成した。

 単勝2.9倍の1番人気に推されたのは、昨年の神戸新聞杯(G2)でサトノダイヤモンドにあわやのシーンを作ったミッキーロケット。さらには4戦3勝の上がり馬シャケトラが2番人気、前走1600万下をあっさりと勝ち上がってきたカフジプリンスが続き、ステイヤーズS(G2)で3着に好走していたモンドインテロが続いた。

 目立った出遅れもなくスタートしたレースは、大方の予想通りヤマカツライデンが逃げる展開。マドリードカフェが続き、外からポジションを上げたアドマイヤフライトが3番手、人気のミッキーロケットはその直後の好位に付けた。

 そのミッキーロケットを見るような形でシャケトラ、直後のモンドインテロは内々で脚を溜め、カフジプリンスも同じように中団を形成している。後方にはレッドエルディスト、連覇の懸かるレーヴミストラルは定位置といえる最後方からの追走となった。

 逃げたヤマカツライデンに競り掛けてくる馬はいなかったが、それでも1000mの通過は60.2秒。回復傾向ながら稍重だったことを考慮すれば、意外に速いペースといえる。淡々とした流れでも、馬群が大きく縦長になっていたのはそのためだ。

 淀の坂のある3、4コーナーを通じて各馬がスパートを開始したことで、一気に馬群が凝縮。先頭を走るヤマカツライデンを、ミッキーロケットが馬なりで射程圏に入れたところが最後の直線の入り口だった。ただし、その後ろにはぴったりとシャケトラがマークしている。

 最後の直線に入って最初に目立った加速を見せたのは、そのシャケトラだった。ミッキーロケットがヤマカツライデンを捕らえる前に並びかけると、そこからゴールまで続くデットヒートの火ぶたが切って落とされた。

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