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JRA福永祐一の聖人ぶりに競馬ファンから賛辞の声多数!?「福永さんありがとう」退院が決まった北村友一も感激、怪我をした後輩を思いやった心遣いも一流

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北村友一騎手 撮影:Ruriko.I

 24日に嬉しいニュースが舞い込んできた。先月2日の阪神2Rで落馬により、椎体骨折などの重傷を負っていた北村友一騎手が退院を発表した。今後は自宅で療養し、復帰へ向けたリハビリを進めていく。愛馬クロノジェネシスの雄姿を病室以外で見ることができるのは本人にとって非常に大きいことだろう。

 そんな北村友騎手だが今回の退院の発表の際、「多くの人が励ましてくれて、前向きに頑張れました」と感謝の気持ちを表明している。コロナ禍の影響で面会が制限される中、知人からのメールや電話で励ましてもらったという。更に北村友騎手はとある騎手の名前を出し最大限の感謝を述べている。

JRA福永祐一の聖人ぶりに競馬ファンから賛辞の声多数!?「福永さんありがとう」退院が決まった北村友一も感激、怪我をした後輩を思いやった心遣いも一流の画像2 その相手とは福永祐一騎手である。

 福永騎手は北村友騎手へ「大変な時はお互い様」と言って一度や二度ではなく何度も差し入れをしたという。北村友騎手は「その気持ちがすごく嬉しかった」と感謝の意を示している。

 福永騎手もデビュー4年目に落馬事故で腎臓を片方摘出する大怪我を負っている。落馬事故の苦しみを誰よりも分かっている福永騎手だからこそできる気遣いなのだろう。

 また、福永騎手と言えば引退した競走馬の支援事業に支援者として活動している。引退馬ファンクラブ『TCC』の帽子を被った状態でテレビ等のマスコミからのインタビューに応じ、その知名度アップにも貢献している。最近では昨年の日本ダービー(G1)をコントレイルで勝利した時のウイニングランでは無人のスタンドに一礼。「(コロナ禍の)こういった状況の中でも競馬させてもらっている。感謝の思いを何かで表したかった」と後に語っているように、競馬ファンを思っての一礼であった。先月優勝した天皇賞・春では会心の騎乗で勝利しながらも、騎乗馬を取り巻く状況を考慮し、勝利ジョッキーインタビューや口取りでは笑顔を押し殺していた。

 小牧太騎手が「すごく応援してる。人間性がね、すごく好きやねん」と言っているように騎手仲間からも高い評価を受けている福永騎手。競馬ファンからも今回の報を受けて「さすがユーイチ!」「人間味溢れる行動に感激した」「負けても怒らないようにする」と賛辞が相次いだ。

 福永洋一が技術の天才騎手と言うならば彼の息子・福永祐一はもしかしたら気配りの天才騎手と言っていいかもしれない。

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

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