JRA「標準的な硬さ」も日本レコード連発! 福永祐一「馬場が良すぎる」小倉競馬場「超高速馬場」と「クッション値」の関連性はいかに…?
JRAによると、開催当日の朝8時時点での小倉競馬場のクッション値は9.9であった。この値は、さほど大きい値ではなく、「やや硬め」と「標準」の中間に位置する値である。そのため、クッション値の観点からは一概に「高速馬場」とは言えない。
そのため、JRAによると今回の小倉競馬場の芝コースは「標準的な硬さの馬場」であった。しかし、現実はレコードタイムが連発。芝1200mの1勝クラスでもレコードにコンマ4秒差の好時計が出ている。
小倉競馬場では、2月14日と21日に今回のクッション値を超える「10」を計測。しかし、開催後半で芝が傷んでいたせいか、今回のような速い時計で走った馬はいなかった。そのため、一概には言えないがクッション値「馬場の硬さ」と「時計の速さ」は無関係に思えてくる。
では、なぜ小倉競馬場でここまでレコードタイムが連発したのか。
プリモダルクでアグネスワールドのレコードを更新した福永祐一騎手は「硬くはないが、馬場が良すぎるから(時計が)速くなっていると思う」とコメント。やはり「馬場の硬さ」と「時計の速さ」は関係ないのだろうか。
実は、小倉競馬場は少量の雨が降った方が、時計が出やすいコースである可能性がある。
小倉競馬場の芝レコードタイムは軒並み晴天かつ良馬場で行われたときに出ているが、実は今回抜かれたアグネスワールドのタイムが出された際も、今回と同様、少量の雨が降った良馬場だった。
ただ、時計が出やすい状況であったとはいえ、能力無しにレコードタイムは更新できないはずだ。今回レコードを更新した2頭が今後大きく活躍すれば、今回のレコードもより輝きを増すに違いない。
(文=寺沢アリマ)
<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。
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