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JRAかつての新人王が「ダート王」にモデルチェンジ!? 芝に対してダートは3倍超の勝利数、人知れずスキルアップした苦労人ジョッキー

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 さらに2019年には、自身初となるJRA年間100勝を達成。デビュー年に挙げた91勝にようやく追いつき、最終的には102勝を記録。デビュー12年目で、ようやく自身の新人時代の記録を超えるなど、三浦騎手のジョッキー人生は決して平坦な道ではなかったといえる。

 2008年のデビュー年には、JRA賞の騎手部門にある最多勝利新人騎手に輝いた三浦騎手。翌09年2月には早々とJRA通算100勝をマークするなど、近い将来、JRAを代表するジョッキーになると予想した競馬ファンも多いだろう。

 しかし厳しい言い方をすれば、現状ではその期待に応えられていないといえる。

 やはりJRAを代表する騎手になるには、G1をはじめとする重賞レースで結果を出すことにほかならない。同時に三浦騎手の課題といえば、こうした重賞になると、途端に成績が悪くなる点を指摘する向きも多い。

 三浦騎手が秋以降の重賞レースにひとつでも多く騎乗するためには、夏競馬でも地道に実績を積み重ねて、アピールするしか方法はないだろう。

 先述したデビュー年の91勝は、未だに破られることない新人最多勝記録。“史上最強”の新人ジョッキーのプライドを胸に秘め、夏競馬でも落馬事故に気をつけて騎乗を続けて欲しい三浦騎手。

 G1をはじめとする重賞レースが続く秋へ。さらにダート重賞が目白押しとなる冬へ向けて、夏競馬のダート戦で腕を磨く三浦騎手の騎乗に注目したい。

(文=鈴木TKO)

<著者プロフィール> 野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。

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