真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.24 16:15
キタサンブラックの「ライバル候補」が難病を乗り越え復活! 週末節分Sに”遅れてきた怪物”登場か
編集部
※画像:グレーターロンドン 『JBISサーチ公式サイト』より
年が替わり、昨年末の有馬記念(G1)を勝ったサトノダイヤモンドを筆頭とした「史上最強世代」たちが再び勢いを取り戻してきた。これを迎え撃つのはキタサンブラックらの明け5歳世代となる。その中で徐々に注目されつつあるのが、故障で実力を発揮できずにいたグレーターロンドン(牡5 美浦・大竹厩舎)だ。
父馬ディープインパクト、母馬は1998年の桜花賞2着のロンドンブリッジ。異父姉には04年のオークス馬ダイワエルシエーロがいる。
良血馬として誕生したグレーターロンドンは15年にデビュー。新馬戦を2着に2馬身半差つける圧勝を飾る。鞍上の北村宏司騎手はレース後のインタビューで「コントロールしやすく思い通りの競馬ができた。距離は延びても大丈夫」と中長距離への適性もあると語っていた。
目指すは東京優駿かともいわれていたものの、次走の山吹賞は2着に終わってしまったため、3歳クラシックには間に合わず。だが、休養を挟んだ秋には1番人気で500万下を勝利。今後も順調にキャリアを積み重ねるかと思われていた。
明るい未来が見えていた矢先、グレーターロンドンは突如として悲劇に襲われる。蹄葉炎を発症してしまったのだ。蹄葉炎とは、大きな蹄を持つ馬や牛などの有蹄類が発症する疾病のひとつだ。最悪の場合、死に至ることもある。これまでサンデーサイレンス、ダンスパートナー、将来を嘱望されていたオルフェーヴルの全妹にあたる2歳馬などがこの疾患が原因となり命を落としている。グレーターロンドンは休養に入り、その名を聞かれることも少なくなっていった。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 「シャンパンカラーが勝つよ」昨年のNHKマイルCで9番人気の激走を見抜いた“凄腕”が指定したのは、ジャンタルマンタルでもアスコリピチェーノでもないまさかの激走穴馬
- 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
- 大躍進の「若手騎手」が日本ダービー初騎乗へ!「因縁」川田将雅ジャンタルマンタルはNHKマイルCへ…武豊シュガークンに迫る末脚で優先権獲得
- 天皇賞・春(G1)テーオーロイヤルだけじゃない! 皐月賞「大逃げ」メイショウタバル、高松宮記念1番人気ルガルなど「個性派の宝庫」三嶋牧場がスゴイ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- どれだけハズレても我々は「バッターボックス」に立たせてもらえる! 悔いを残したくないからこその大ダメージ…競馬と後悔の実に深い繋がり【徒然なる神のくず競馬トーク】
関連記事
サトノダイヤモンド、春の「大目標」が明らかに。あくまで狙いは「凱旋門賞」と考えれば、ここは無難に……
打倒キタサンブラックへまずはここから……AJCC(G2)で「復活」を懸けるリアファルとタンタアレグリアが同世代の意地を見せる!
マカヒキも大阪杯(G1)に参戦! キタサンブラック、サトノダイヤモンドの「いきなり頂上決戦」可能性も、問題は「今後」と「天皇賞」?
TCK女王盃(G3)、2017年の「交流重賞」開幕! 女王ホワイトフーガが登場も「異色」のディープインパクト産駒が意地を見せるか
ウオッカ×フランケルの「夢の配合馬」が来年の英ダービー(G1)に登録。2歳女王ソウルスターリングを超える「17冠ベビー」の動向に注目