真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.25 09:37

2歳女王ソウルスターリング中心も「超新星」ファンディーナの出現で勢力図は激変?「超ハイレベル」とウワサの3歳牝馬クラシック有力馬を紹介!
編集部
本質的には短いところが良さそうだが、その2頭がいなければ当然実績最上位の存在なのは間違いない。
さらに今年の3歳牝馬の恐ろしさを物語っているのが、わずか一度、それも牡馬混合G1での敗戦でミスエルテ(栗東・池江泰寿厩舎)の評価がここまで落ちることだ。
昨年、ファンタジーS(G3)を単勝1.4倍で完勝し、ソウルスターリングと並んで”フランケル旋風”を巻き起こしたミスエルテ。規格外の挑戦となった朝日杯フューチュリティS(G1)では1番人気を獲得し、一時は「世代最強」といわれていたほどの逸材だ。
しかし、レースは中団から本来の伸びを欠いて4着。勝ったサトノアレスから0.4秒差と、性別を考慮すればまったく悲観する必要もなさそうだが、わずか1敗がその馬の評価を大きく下げてしまうのがクラシック。ましてやキラ星の如く素質馬がひしめく今年の3歳牝馬の中では、それも仕方がないのかもしれない。
だが、復帰戦の勝ち方によってはすぐに評価も高まるだろう。次走は未定だが、馬体減に課題を抱えている馬だけに慎重な判断が下されそうだ。
他にも新潟2歳S(G3)の覇者ヴゼットジェリーや、阪神JFの4着馬ディーパワンサ、紅梅S(OP)を快勝したアロンザモナ、昨年のオークス馬シンハライトの妹となるミリッサなど、ここで小さく扱ったこと、もしくは名前を出さなかったことを後悔させられるような素質馬がとにかく多いのが今年の3歳牝馬だ。
昨年も2歳女王メジャーエンブレムと桜花賞馬ジュエラー、オークス馬シンハライトの「3強対決」で大きな盛り上がりを見せた牝馬クラシック。今年はそれ以上、例年にないハイレベルな戦いが期待できそうだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事
ミスエルテの勝利、それこそ「新時代到来」の証か。「異生物」フランケルがもたらすものとは
「16冠ベビー」ソウルスターリングが楽勝で2歳女王に輝くも、藤沢和雄調教師が怪物の娘の「牡馬クラシック参戦」に消極的なワケとは
【怪物フランケルの「日本制圧作戦」第1弾】阪神JFはソウルスターリングが制す!たったワンステッキで2歳女王の座を手に入れた「血の力」
【怪物フランケルの「日本制圧作戦」第1弾】阪神JFはソウルスターリングが制す!たったワンステッキで2歳女王の座を手に入れた「血の力」
【徹底考察】阪神JF(G1)ソウルスターリング「両親のタイトル獲得数16!『バケモノの子』の世界初G1制覇に必要なのは距離克服と『母父の血』!?」