真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.04.16 16:05
衝撃の負けフラグが漂う強豪も……意外なデータで見えた皐月賞「買える馬主」「買えない馬主」
編集部
・有馬記念→居城要氏(初G1優勝)
・桜花賞→青山洋一氏(初G1優勝)
・高松宮記念→中辻明氏(初G1優勝)
・フェブラリーステークス→馬場幸夫氏
以上のように暮れの有馬記念から桜花賞まで個人馬主が4連勝、そして内3人が初めてのG1優勝という状況だ。250頭以上を所有するクラブ馬主と比較して、数頭しか所有していないオーナーの馬がG1を勝つというのはまさに快挙、この勢いは見逃せないところだ。その競馬界のトレンドを見れば、
・個人馬主
・初G1優勝
というキーワードが浮かび上がる。皐月賞出走馬の中でここまでG1レースに勝利した経験がない個人馬主は…
ジョルジュサンク(CHEVAL ATTACHE)
ミライヘノツバサ(三島宣彦)
ナムラシングン(奈村睦弘)
トーアライジン(高山ランド)
サトノダイヤモンド(里見治)
以上の5名。注目は1番人気が予想されるサトノダイヤモンドの里見氏だが、里見氏には気がかりな点が二つある。それはマスコミへの対応である。
昨年39勝と過去最高の勝利数を記録したにもかかわらず、今年はまだ7勝で年間24勝ペースと2011年以降最も勝てていないのである。
さらに先週は某テレビ番組にオーナー自らが出演し、ライバルに対してサトノダイヤモンドが有利といったトークを展開。かつて日本ダービーで断然人気に支持されたフサイチホウオーは、オーナーの関口氏がレース前に多くの取材を受けて勝利を宣言、競馬場にボクシングの亀田三兄弟を呼ぶなど口撮り撮影の準備をしていたが、結果は惨敗してしまった。まさに同じような負けるための「フラグ」が漂っているのである。サトノダイヤモンドの素質は認めつつも、里見オーナーのマイナス要素は見逃せず、今回は「買えない」と言わざるを得ない。
では上記個人馬主の中で「買える馬主」は誰なのか?
PICK UP
Ranking
17:30更新- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- テーオーロイヤル、ドゥレッツァの骨折も無関係ではない!? タイムトライアルのような京都の高速馬場…宝塚記念前の「怪時計連発」に懸念の声
- JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- クロノジェネシス元主戦が「油断騎乗疑惑」で騎乗停止処分!ノーステッキ楽勝ムードからまさかの敗戦…「後味の悪さ」残る結果もキズナ産駒の素質馬がデビュー勝ち
- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?