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JRA 横山和生、躍進の鍵は「父のアドバイス」!? 自己ベスト更新「関東リーディング3位」の背景にあったのは自ら開拓した人と人の絆

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 横山和騎手の競馬観が変化する契機となったのが、17年にデビューした弟・横山武史騎手の存在だ。横山和騎手は、「自分が目指すスタイルがはっきりと見えてきたのは、明らかに武史の影響です」と語り、「僕が目指しているのは『横山典弘』なんだな」と目標を明らかにした。

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 そして、横山和騎手は父であり目標である横山典騎手のアドバイスを受けて、20年からエージェントを外し、自ら営業し騎乗馬を集めるようになったとのこと。その代表例が、栗東での調教騎乗だ。

 北海道開催で管理馬を勝利に導いた縁で栗東の安田翔伍調教師と懇意になり、栗東の厩舎まで赴き調教なども手伝った。その際の真摯な行いが評価された結果、安田翔師の父である安田隆行厩舎や他の栗東厩舎からも信頼を得ることになったという。

 横山和騎手の今年46勝のうち、半分以上の27勝が栗東の厩舎管理馬で挙げたものだ。また、46勝のうち最多は安田隆厩舎の7勝、3位が安田翔厩舎の5勝だ。

 一方、美浦の厩舎管理馬でも函館記念(G3)をトーセンスーリヤで制するなど活躍している。エージェントをつけず、関東・関西のしがらみに囚われず活躍を続けている横山和騎手が、日本競馬に新たな風を吹かせる存在となるかもしれない。(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

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