
JRA C.ルメールのアメリカンシードは「消し」! エルムS(G3)渾身予想「◎-○」ワイド万馬券も狙える大波乱のシナリオとは……
「○」は、大穴で11番ロードブレス。
前走の平安S(G3)では13着と惨敗しているものの、騎乗した幸騎手が「敗因が分かりませんが、力のある馬なので巻き返してくれるはずです」と次走に期待していた馬。今回、幸騎手はヴェンジェンスに騎乗するため坂井瑠星騎手に乗り替わりとなるが、能力的には侮れないところだ。
6走前の日本テレビ盃(G2)では2着デルマルーヴルに2馬身差の快勝。続く浦和記念(G2)ではウェスタールンドに先着し、ダノンファラオのハナ差2着と好走している。
陣営は「前走は疲れが応えたんだと思う。調整は順調ですし、立て直した効果に期待したいですね」と語っており、力を出し切れば好走も可能と見た。
「▲」は、5番タイムフライヤー。
こちらは昨年のエルムS覇者で、その前には今回と同コースのマリーンS(OP)も圧勝している。
今年のマリーンSでは12着と惨敗を喫したが、陣営は「本来は折り合いに苦労する馬でもないのですが、前走は引っかかって厳しいレースになりました。叩いて状態は上がっていますから、巻き返しに期待したいですね」と一変を目論んでいる。
昨年のエルムSでは2着ウェスタールンドに2馬身差で勝利と、こちらも実績は上位。今回はC.ルメール騎手から武豊騎手へと乗り替わりとなるが、その手綱捌きに注目したい。
「△」は、6番ウェスタールンド、7番ソリストサンダーの2頭。
ウェスタールンドは、前走のプロキオンS(G3)が全く噛み合わず7着。関係者は「前走は時計が速過ぎましたね。追い上げていましたが、前も止まらなかったからね。今回は雨の予報もないですから、持ち味を発揮できると思いますよ」と語っており、昨年2着の実績からも巻き返し十分。枠が少し内の分、ここまでの評価に留めた。
ソリストサンダーは約半年の長期休養を経て、昨年夏に能力が開花。陣営は「かしわ記念(G1)は勝ったと思いましたが、惜しかったですね。その前のフェブラリーSにしたって、力負けというよりは位置取りの差でしょう。小回りの適性もありますから、そろそろ重賞タイトルが欲しいですね」と自信あり気だ。
ただ、同馬に関しては今回唯一の距離延長馬。これまでに走った重賞は全てマイル戦で、1700m以上の実績が乏しいことから押さえまでとした。
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