真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.01 17:03
川崎記念(G1)は伏兵オールブラッシュ&ルメール騎手の「神逃げ」で強豪に完勝! 戦前予想の「3強」は見事に出し抜かれ……
編集部
直線に入り、ルメール騎手がオールブラッシュがゴーサインを出すと、ミツバとケイティブレイブは一瞬で置き去りに。この時点で勝負は決したといっていいかもしれない。引き離された2頭をサウンドトゥルーが得意の豪脚で交わすも、その時点でオールブラッシュとの差は5~6馬身の状況だった。
結局、してやったりの逃げを披露したオールブラッシュが迫り来るサウンドトゥルーを3馬身突き放して完勝。ミツバとケイティブレイブは、最後インコースから抜けてきたコスモカナディアンにも交わされそれぞれ4、5着に敗退した。
さすがはルメール騎手。上位人気勢が互いを牽制し合う中、ケイティブレイブとの先頭争いを制してキッチリマイペースに持ち込んでの勝利である。ミツバとケイティブレイブの意識がなかったことで、より楽な逃げとなったようだ。
サウンドトゥルーは昨年と同じく、末脚を炸裂させたものの2着。やはり直線の短い川崎で後方一気は不利に働く場合が多いということか。ミツバは序盤の先頭集団への押し上げが響いたか伸びきれず。ケイティブレイブは身上である逃げを取れなかった部分も大きかったはずだ。
ホッコータルマエという王者もいなくなり、ここ半年はレース毎にチャンピオンが代わる印象のダート界。今回も非オープンで好走を見せていた新鋭が初戴冠を果たしている。
今年のダート界の混戦、群雄割拠を予見するような川崎記念の結果といえるだろう。今後のオールブラッシュのローテーションを含め、興味は尽きないところだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る
- JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か














