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熊本地震の影響は? 全国から「元G1ホース」へも心配のコメントが続々

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 14日夜、熊本県熊本地方を震源とする、最大震度7の地震が発生した。その28時間後には同じく熊本県熊本地方を震源とする、マグニチュード7.3、最大震度6強の地震が発生し、その後も強い地震が連続で起こる事態に。多くの建物や家屋が倒壊し、現段階で亡くなった人は41人に上った。心からご冥福をお祈り申し上げたい。被災された方々が一日でも早く元の生活を取り戻せることを願うばかりである。

 今回の地震に関し、日本中が熊本を心配している。熊本が故郷の方もいるだろうし、友人や家族が住んでいるという場合もあるだろう。東日本大震災の衝撃を考えれば、これを他人事と思う日本人はおそらくいないはずだ。

 本日開催された皐月賞(G1)に胸躍らせた競馬ファンもそれは同じ。ファンの中には、最近熊本に「引っ越した」元人気競走馬の安否を気にかける声も多かった。

 昨年10月、2009年天皇賞・秋、マイルCSと2つのG1を連勝し、現在は種牡馬のカンパニーが、日高町門別のブリーダーズ・スタリオン・ステーションから熊本県の本田土寿牧場へ移動していた。この移籍には、本田土寿牧場が管理していたブラックホークが死亡した代わりという理由がある。

 カンパニーは3歳時からクラシックである菊花賞に出走を果たすような素質馬だったが、G1ではなかなか勝利を手にすることができずにいた。4歳、5歳になっても手が届くのはG2まで。それでも大崩れすることなく、コンスタントに成績を残しながら8歳を迎える。

 カンパニーは、競争馬の常識では「老齢」として扱われる8歳で、その能力が開花。秋の毎日王冠、そして天皇賞と続けて、当時最強牝馬の名をほしいままにしていたウオッカを撃破。引退レースとなったマイルCSは、単勝2.3倍1番人気の「主役」としてレースを快勝。有終の美を飾りターフを去ったのだ。

 まさに「不屈」を絵に描いたような馬生のカンパニー。当然ながら追いかけていたファンは多く、今回の地震に関し「熊本のカンパニーも大丈夫かな」「無事でいてほしい」「牧場の方々もカンパニーも、どうか無事で」とネット上には同馬を心配するコメントは非常に多い。他にもダノンゴーゴー(08年ファルコンS勝利)など、九州を拠点にするサラブレッドたちの安否は気がかりだ。

16日以降は報告はない様子だが、本田土寿牧場からの「無事」の報告を待つ人々は非常に多いだろう。そして、不屈の闘志を持つカンパニーなら、きっとまた元気な姿を見せてくれると信じているに違いない。

 ギャンブルメディアとして競走馬カンパニーを紹介したが、こうした自然災害は誰に責任を問うこともできないという点で不条理を感じざるを得ない。熊本は特にその恵まれた自然環境が特徴の県だけに、その自然が牙をむいたということだ。

 非常に魅力ある県だけに、現状には胸の痛みが収まらない。無力さを感じざるを得ないが、今はとにかく余震に気をつけて、身を守っていただきたいと願うばかりである。

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