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エアスピネルの「マイル王襲名」に待った!東京新聞杯(G3)は、あらゆる条件が好転するヤングマンパワーが巻き返しへ勝負気配!

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 その姿勢は、帰厩後の意欲的な追い切りの内容からも伝わってくる。先月8日に帰厩するとここまでしっかりと調整を重ね、1週前には美浦の坂路でラスト12秒ジャストとなる強い追い切りを敢行。今週の最終追い切りも戸崎騎手を背に3頭併せを行い、きっちり先着を果たし”勝負気配”が漂っている。

 そんな管理馬の動きを見守った手塚調教師は「活きの良い4歳馬がいるが」とエアスピネルらを警戒しながらも「この時期にしては体調もいい」と改めて巻き返しに自信を深めている。

 ライバルのエアスピネルの前走は好位から抜け出す強い内容だったが、ヤングマンパワーも好位からしぶとい脚を使うのが本来のスタイル。今回、同斤量の”本命馬”をしっかりとマークして下しておけば、同舞台で行なわれる安田記念(G1)に向けても大きなアドバンテージとなるはずだ。

 一時は「絶不調」といわれていた戸崎騎手も、TCK女王盃(G3)で今年初重賞をゲットするとじょじょに復調気配。先週2勝を重ねて、気が付けば関東5位までポジションを上げている。本人も「(中山から東京の)開催替わりで流れが変われば」と巻き返しに燃えているようだ。

 休み明けとはいえ、あらゆる面で条件が好転するヤングマンパワー。もしもここでエアスピネルに及ばなければ厳しいシーズンが待っているだけに、巻き返しへ背水の一戦となりそうだ。

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