GJ > 競馬ニュース > 【小倉2歳S(G3)展望】  > 2ページ目
NEW

JRA【小倉2歳S(G3)展望】福永祐一スリーパーダVS松山弘平ショウナンマッハの一騎打ち! 牝系の差が重賞舞台で明暗分ける!?

 ソリッドグロウ(牝2歳、美浦・池上昌和厩舎)も血統に注目。1歳上の全兄モントライゼは昨年のこのレースで1番人気に支持されたが、メイケイエールの2着に敗れた。

 その後は京王杯2歳S(G2)を制覇するなど世代屈指のスピードを誇る。兄は2歳の頃から480kg台という大型馬だったが、ソリッドグロウはデビュー戦が438kgとやや小柄な部類の牝馬。

 しかし、そのスピードは兄に劣らず、7月に行われた函館での新馬戦(芝1200m)では敢然とハナを奪い、そのまま逃げ切って見せた。7馬身差の圧勝に導いた横山武史騎手は、「番手でもいいかなと思っていましたが、気が良くてスピードの違いでああいう形になりました」とその走りを絶賛。今回は岩田康誠騎手に乗り替わるが、ショウナンマッハとのハナ争いに注目が集まる。

 デビュー戦2着のあと、2戦目で勝ち上がったインプロバイザー(牡2歳、栗東・音無秀孝厩舎)。母のリトルゲルダは14年北九州記念(G3)などスプリント重賞を2勝した名牝だ。栗東坂路で好時計を連発しており、そのポテンシャルは有力勢と遜色ない。

 この他には、小倉1200mの新馬戦を逃げ切ったタイセイブリリオ(牡2歳、栗東・大橋勇樹厩舎)、新馬戦で3着に敗れた後、フェニックス賞(OP)に格上挑戦し、勝利を収めたナムラクレア(牝2歳、栗東・長谷川浩大厩舎)、新種牡馬アメリカンペイトリオットの産駒ブレスレスリー(牝2歳、栗東・藤岡健一厩舎)などが上位を窺う。

 血統的にも楽しみな馬がそろった今年の小倉2歳Sは、9月5日15時35分に発走予定だ。

JRA【小倉2歳S(G3)展望】福永祐一スリーパーダVS松山弘平ショウナンマッハの一騎打ち! 牝系の差が重賞舞台で明暗分ける!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……