真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.09.05 15:00
JRA【セントウルS(G2)展望】「同世代マイルG1馬」レシステンシアVSラウダシオン!カレンモエは惜敗続きにピリオド打てるか!?
編集部
4歳馬2頭の間に割って入るならカレンモエ(牝5歳、栗東・安田隆行厩舎)だろう。
父ロードカナロア、母カレンチャンという血統でデビュー前から注目を浴びてきた存在だ。しかし、出世は遅れ、昨年9月にようやくオープン入りを果たした。
重賞初挑戦は昨年11月の京阪杯(G3)。そこから間隔を空けながら大事に使われてきたが、3戦連続2着と勝ちきれないまま5歳秋を迎えてしまった。
鞍上の松山弘平騎手はこれが初騎乗。相手関係は一気に強化されるが、惜敗続きにピリオドを打って堂々とスプリンターズSに向かいたい。
2連勝中のクリノガウディー(牡5歳、栗東・藤沢則雄厩舎)は、再びスプリントG1路線に殴り込みをかける。
20年高松宮記念で1位入線も、斜行で他馬の進路を妨害。4着降着という無念を味わってから1年半。その後はスランプに陥っていたが、2走前に岩田康誠騎手に乗り替わると、これが功を奏し、オープンとリステッド競走を2連勝中だ。
圧巻だったのはトップハンデ57.5kgを背負ってレコード勝ちを収めた前走の安土城S(L)。3連勝を飾って秋の大舞台に向かうことはできるか。
この他には、今年のシンザン記念(G3)覇者ピクシーナイト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が虎視眈々。古馬と初対戦の前走CBC賞(G3)では2着と力を示した。2戦2勝と好相性の中京で重賞2勝目を狙う。
ジャンダルム(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、前走・北九州記念(G3)で1番人気に支持されたが、痛恨の出遅れで7着に終わった。母のビリーヴは02年のセントウルS覇者で、母仔制覇も懸かっている。
スプリンターズSを占う注目の一戦を制するのは果たしてどの馬になるのか。セントウルSは12日15時35分に発走予定だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
JRA川田将雅騎乗の「期待馬」が厩務員のヘルメットを弾き飛ばす大暴れ!? 「少しでもズレていたら……」パドックあわや大惨事
JRA 福永祐一「まだ本当の脚ではない」チーム・シャフリヤールが新馬戦快勝! 米G1でゼニヤッタの2着「名牝」ファミリーから、ついに「本物」が登場か
JRA 父の弔い合戦のはずが…出世重賞レースでまさかの“ハプニング” オリンピアンのような「跳躍」見せつけTwitterトレンド入り
JRA「3.6億円」ザレストノーウェア、POG大人気アークライトも崖っぷちの「最後の3歳未勝利」へ……負けられない関係者必勝の勝負レース【日曜編】
JRA クロノジェネシス、凱旋門賞出走日程に「勝つ気あるのか」と辛辣な声!? 過去の日本馬“好走パターン”と異なる点とは?