GJ > 競馬ニュース > キセキの「欧州挑戦」提案
NEW

M.デムーロ騎手がキセキの「凱旋門賞挑戦」提案! 史上”最弱”凱旋門賞2着馬との「共通点」にある世界統一の可能性

【この記事のキーワード】, ,
M.デムーロ騎手がキセキの「凱旋門賞挑戦」提案! 史上最弱凱旋門賞2着馬との「共通点」にある世界統一の可能性の画像1

 歴史的な不良馬場によって行われた22日の菊花賞(G1)は、降りしきる雨を切り裂くように力強く抜け出した1番人気キセキ(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)の優勝で幕を閉じた。

 鞍上のM.デムーロ騎手は、これで牡馬クラシック完全制覇。皐月賞と日本ダービーは複数回勝利しているだけに、待望のラスト一冠となった。管理する角居厩舎も、これでデルタブルース、エピファネイアに続く菊花賞3勝目。改めて、その手腕を見せつける結果となっている。

 それにしても今年の菊花賞は、極めて特殊なレースだった。
 
 ここ数日、降り続いた雨の影響でキセキが記録した勝ち時計3:18.9は、今年キタサンブラックが3200mの天皇賞・春で記録した3:12.5よりも遥かに遅い時計。菊花賞の勝ち時計が3分10秒を上回ったのは、グレード制が導入される以前の1975年のことであり、今年で78回を数える歴史の中で、下から5番目に遅いタイムとなった。

 しかし、この日のキセキの強さに疑問を持つ者は誰もいないのではないだろうか。

 かつて「強い馬が勝つ」と言われた菊花賞を体現するような、すべての出走馬が死力を尽くしたレース。その中でレース後、デムーロ騎手が「素晴らしい脚を使ってくれた。楽勝でした」と語ったように、最後のキセキの伸び脚は際立っていた。

 そういった中、今回の菊花賞に感銘を受けた競馬ファンの間では、早くも「あのレース」への期待が高まっている。

M.デムーロ騎手がキセキの「凱旋門賞挑戦」提案! 史上”最弱”凱旋門賞2着馬との「共通点」にある世界統一の可能性のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬