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デムーロ騎手が「ルメールの影卒業」!? 素質馬キセキでレイデオロ斬りを果たせるか……

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0220kiseki_main.jpg※画像:キセキ 『競馬つらつら』より

 クラシック戦線に乗り遅れた良血馬は巻き返しを図ることができるのか?

 父馬・ルーラーシップ、母馬・ブリッツフィナーレ、母父馬・ディープインパクトという絵に描いたような良血馬・キセキ(牡3歳/栗東・角居厩舎)が、今週末に開催される神戸新聞杯(G2)へ出走する。

 早くから期待されていたキセキは新馬戦で出遅れながらも2着に3馬身半差をつけ圧勝。だが続くセントポーリア賞、すみれSでは、ともに1番人気に支持されていいたもののそれぞれ5着、3着に終わる。クラシック出走へ雲行きが怪しくなったキセキはトライアル競走ではないのの、春の大レースを目指す3歳馬にとって重要な前哨戦である毎日杯(G3)へ向かうも3着。賞金を加算することができず、キセキのクラシック挑戦は終わっていた。

 その後、放牧に出されたキセキは7月15日の3歳上500万下で復帰。単勝1.5倍の1番人気に支持されたキセキは期待に応え快勝。続く、信濃川特別でレース後に鞍上のM.デムーロ騎手が「素晴らしい馬。強かったです。私は折り合いだけ気をつけて何もしていません」と語ったように危なげなく勝利し、2連勝をかざった。

 目下、”夏の上がり馬”として俄然注目を集めているキセキは22日、栗東CWでデムーロ騎手を背に素質馬・ヘンリーバローズと併せ馬。大きく先行する僚馬を追いかけ、直線では鞍上の追いだしに素早く反応。半馬身ほど遅れたものの上がりは11秒9を記録した。「デイリースポーツ」の取材に管理する辻野助手は「落ち着いて走れていたのは、この馬にとってはいいですね」と満足気。デムーロ騎手も「良かったね」と語り、さらに「折り合えば、最後の脚はすごい」と合格点の与えたという。

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