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秋G1へ「馬なり」で古馬圧倒!夏の上がり馬キセキが父ルーラーシップから受け継ぐ晩成型の成長力もアノ「悪癖」が邪魔で……

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 日本ダービー(G1)を制して世代の頂点に立ったレイデオロが、この秋は神戸新聞杯(G2)からジャパンC(G1)を目指すこととなり、再び混戦模様となった3歳牡馬クラシック戦線。そんな中、待望の夏の上がり馬が出現した。

 5日に新潟で行われた信濃川特別(1000万下)だ。このレースを単勝2.0倍という抜けた人気に推されたキセキ(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が圧勝。最後の一冠・菊花賞に向け、堂々と名乗りを上げた。

 14頭立てで行われた芝2000mのレース。M.デムーロ騎乗のキセキは、スタートでやや立ち遅れて後方から3番手を追走。先行馬がやりあった結果、馬群は縦長になり、前半の1000m通過は58.2秒とまずまず流れる展開となった。

 新潟外回りコースの長い直線に入って、外に持ち出されたキセキは馬なりのまま進出を開始。残り400mを切って各馬にムチが入り始める中、キセキだけが楽な手応えで先頭集団に並び掛けた時点で、勝負はほぼ決していたのかもしれない。それくらい他馬とは手応えが違っていた。

 残り200mを切った時には先頭に立っていたキセキ。2番人気のブラックプラチナムが必死に食い下がったことで、デムーロ騎手も最後はゴーサインを出したが結局、最後までムチを使うことはなかった。

「素晴らしい馬。強かったです。私は折り合いだけ気をつけて何もしていません」

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