真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.06 06:15
秋G1へ「馬なり」で古馬圧倒!夏の上がり馬キセキが父ルーラーシップから受け継ぐ晩成型の成長力もアノ「悪癖」が邪魔で……
編集部
レース後、衝撃的な楽勝劇にデムーロ騎手は手放しの絶賛。福永祐一騎手の通算2000勝を飾るメモリアルとなった前走も、楽な手応えで上がり3ハロン33.2秒を記録していたが、今回は新潟外回りコースということもあって32.9秒と驚異的な瞬発力を発揮した。
「時計が出やすいコンディションでしたが、前半が58.2秒と流れながらも後半もしっかり58.9秒でまとめたのは立派ですよ。この流れの32.9秒は数字以上の価値があると思います。
もともとは同じルーラーシップ産駒の中でも、皐月賞で3着したダンビュライトより評判が高かった馬。春は順調にいかないところもあって躓きましたが、これで秋の大舞台には間に合いそうですね。能力的に強豪が集うトライアルでも十分に楽しめる存在だと思います」(競馬記者)
実は、8月の新潟開催で行われる信濃川特別や阿賀野川特別(2200m)といった中距離の1000万下で好成績を残せた3歳馬は、秋に結構活躍している歴史がある。
菊花賞戦線で述べれば、2008年に阿賀野川特別を勝ったオウケンブルースリが神戸新聞杯(G2)3着から菊花賞を優勝。翌年の1、2着だったナムラクレセントとフォゲッタブルも菊花賞で3着、2着と活躍。信濃川特別も2009年の勝ち馬セイクリッドバレーがセントライト記念で2着、2013年の2着馬サトノノブレスも神戸新聞杯3着、菊花賞2着など、毎年ではないものの3歳馬が上位に入線した際は、高い確率で秋の菊花賞戦線を賑わせているのだ。
「今夏は条件戦を勝ち上がっている3歳馬が少ないので、この時期に1000万下を勝てば、まず菊花賞には出走できそうです。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
















