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セントライト記念&ローズSもノーザンファーム祭り? オーソクレース、アールドヴィーヴルら全出走馬診断で見つけた意外な穴馬とは


■ローズSに出走するノーザンファームの生産馬

アンドヴァラナウト
父:キングカメハメハ
母:グルヴェイグ
母父:ディープインパクト
馬主:サンデーレーシング
厩舎:池添学
騎手:福永祐一

 募集額4000万円。抽選を通過して出走。ここまで5戦2勝2着3回と抜群の安定感。左回りの2000mでも結果を出しており条件はいい。デビューから騎乗している福永騎手も「ポテンシャルは高い」と評価しているが、「まだ体ができていない」とも語っており本格化は来年か。それでも期待が高まる良血馬。


アールドヴィーヴル
父:キングカメハメハ
母:イサベル
母父:ディープインパクト
馬主:近藤英子
厩舎:今野貞一
騎手:松山弘平

 桜花賞(G1)5着、オークス(G1)5着、そしてクイーンC(G3)はアカイトリノムスメと同タイム2着と実績は上位。賞金的に秋華賞の出走が微妙な立場だけに、ここは全力投球か。主戦の松山騎手が引き続き騎乗するのもいい。


コーディアル
父:エピファネイア
母:ボンジュールココロ
母父:リンカーン
馬主:キャロットファーム
厩舎:高野友和
騎手:鮫島克駿

 募集額2000万円。抽選を突破して出走と運もある。陣営が語るように精神面の成長が鍵で、初重賞で強敵相手となるここは試金石。さらに過去に騎乗した北村友一騎手や吉田隼人騎手は「良馬場向き」とコメント。週末の雨模様と馬場状態が気になる。


ストゥーティ
父:モーリス
母:リラヴァティ
母父:ゼンノロブロイ
馬主:キャロットファーム
厩舎:奥村豊
騎手:吉田隼人

 募集額3200万円のクラブ馬。この馬も抽選突破組の一頭。チューリップ賞(G2)で3着、桜花賞7着と重賞経験も豊富。母リラヴァティはローズSで3着に好走しているのもポイントが高い。鞍上の吉田騎手は、秋華賞はソダシに騎乗するため今回のみの騎乗だが、同馬が秋華賞出走のためには3着以内が必要なだけに力が入る一戦。


スパークル
父:エピファネイア
母:アイズオンリー
母父:ネオユニヴァース
馬主:R.アンダーソン
厩舎:中内田充正
騎手:藤岡佑介

 2019年のセレクトセールにて3600万円で落札。2勝クラスを勝利しており、メンバー唯一の3勝馬でもある。収得賞金1500万円で秋華賞は抽選の可能性も残しているため、ここは勝負のレースだろう。ただし鞍上は川田将雅騎手から藤岡騎手へ乗り替わりとなるのが、プラス要素とは言えないところ。ちなみに中内田厩舎は現在2年連続でローズSをノーザンファームの馬で勝利しており、3連覇がかかるレースだ。


レアシャンパーニュ
父:エピファネイア
母:ロゼシャンパーニュ
母父:ゼンノロブロイ
馬主:大塚亮一
厩舎:音無秀孝
騎手:浜中俊

 抽選を突破しての出走。2走前で上がり32秒7の脚を使うなど強烈な末脚が武器。ただし稍重だったレースで完敗しており、陣営も渋った馬場を敗因に挙げていたため、ここも当日の馬場状態が鍵。さらに牝系は短距離向きで初の2000mもマイナス。


 ローズSに出走するノーザンファームの6頭をチェックしてみた。紫苑Sで1~3着を独占したことからも、ノーザンファームのボックス馬券が最も魅力的だが、あえて順位をつけるなら以下の通りとなる。評価ポイントは【鞍上・血統・厩舎・馬主・価格】である。特に「ストゥーティ」と「スパークル」は馬券的にも必ず押さえてほしい穴馬候補。

1番手 アンドヴァラナウト
2番手 アールドヴィーヴル
3番手 ストゥーティ
4番手 スパークル
5番手 レアシャンパーニュ
6番手 コーディアル

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