GJ > 競馬ニュース > 「2億1000万円」素質馬がデビュー戦V!
NEW

JRA “国枝栄×金子真人”アパパネタッグの「2億1000万円」素質馬がデビュー戦V! 弟は今年のセレクトセールで「3億7000万円」謎の超高額ファミリー

【この記事のキーワード】, , ,

JRA 国枝栄×金子真人アパパネタッグの「2億1000万円」素質馬がデビュー戦V! 弟は今年のセレクトセールで「3億7000万円」謎の超高額ファミリーの画像1

 20日、中山競馬場で行われた5Rの新馬戦(芝1600m)は、1番人気のディープインパクト産駒ロムネヤ(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)が勝利。好スタートを切ってハナを奪うと、直線で並びかけてきたロードカテドラルを二枚腰で抜かせず、最後はクビ差を付けてゴール板を駆け抜けた。

 乗っていた戸崎圭太騎手は、「追い切りで素質は感じていた。どっしりと走って強い競馬だった」と高評価。管理する国枝師も「根性が据わっている」と話し、418キロと小柄ながら同馬のハートの強さをアピールしている。

 戸崎騎手×国枝厩舎のコンビは、先月22日の新馬戦でサトノゼノビアが1番人気13着と大惨敗。今月4日の新馬でもフォーグッドが2番人気6着と敗れていただけに、今回の初陣Vはお互いにとって安堵したかもしれない。

「ロムネヤは三冠牝馬アパパネと同じ、国枝厩舎×金子真人オーナーのタッグ。今回はクビ差でしたが着差以上に強い勝ち方に見えました。無事であれば間違いなく牝馬クラシックに乗ってくる逸材だと思われます」(競馬誌ライター)

 そんなロムネヤは、2019年のセレクトセールにて2億1000万円(税抜)で落札された高額馬。父がロードカナロアに変わった半弟も、今年の同セールで3億7000万円(税抜)で取引されている、“超高額ファミリー”だ。

 母のヤンキーローズはオーストラリア生まれ。現役時は芝1400mの2歳豪G1・ATCサイアーズプロデュースSなど、G1・2勝を挙げた名牝。16年のコックスプレート(豪G1)では、G1・25勝を挙げたオーストラリアの最強牝馬ウィンクスの3着に入るなどの健闘を見せている。

 そのヤンキーローズの父であり、ロムネヤの母父となるオールアメリカンもオーストラリア産馬。09年にVRCエミレーツS(G1)を勝っているが、日本で走った産駒はいないため、ブルードメアとしてもロムネヤが初となる。現時点では未知数と言わざるを得ない馬である。

 ちなみにロムネヤの母母父はザール。JRAでは産駒がのべ335回出走していて僅か6勝。一部では“大コケ”したことで名が通っている種牡馬だ。血統表にザールを持つ馬が新馬戦を快勝したことで、胸が熱くなったファンももしかしたらいたかもしれない。

「母父は未知であり、ザールは大失敗しているにもかかわらず、なぜ産駒が超高額で取引されるのか謎に思われる方もいるかもしれません。ヤンキーローズは現役時に早い時期から活躍しており、1400m~2000mでG1を制しているあたりも評価されているのかもしれません。

また、ディープインパクト×オーストラリア牝馬の産駒にはプリモシーンなどの成功例もあります」(同)

 ちなみに今年1歳で父ドゥラメンテの半妹は、サンデーレーシングにて総額4000万円で募集されている。こちらはクラブ馬ということもあってか、姉や弟に比べると大分リーズナブルな価格となっている。

「今後はクラシックを意識していきたい」

 レース後にそう語った国枝師が見据えるのは、アパパネ、アーモンドアイに続く3頭目の牝馬三冠達成か。母系に未知の魅力がたっぷり詰まったロムネヤの今後に注目していきたい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

JRA “国枝栄×金子真人”アパパネタッグの「2億1000万円」素質馬がデビュー戦V! 弟は今年のセレクトセールで「3億7000万円」謎の超高額ファミリーのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 福永祐一「不名誉な記録」樹立も? 最後の“グランプリ”を手にしておきたいワケ
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. JRA武豊「感無量」ダービーの裏でドウデュースも無関係ではない悲報続々…相次ぐ「アクシデント」でクラシック戦線に激震
  8. JRA何故「干された」M.デムーロ騎手が抜擢されたのか。約3年ぶりキセキとのコンビ復活……昨年わずか7鞍の「疎遠状態」が一変した理由
  9. JRA【三冠最終戦】菊花賞(G1)で散った二冠馬、辿り着けなかった二冠馬たち。ミホノブルボン、メイショウサムソン、ネオユニヴァース、トウカイテイオー、ドゥラメンテ
  10. 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ