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【中山記念(G2)展望】春G1制覇を睨むリアルスティールとアンビシャスに、秋華賞馬ヴィブロスが挑む「超豪華メンバー」で春競馬が開幕!

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 昨年のこのレースではドゥラメンテに並び掛けることすらできないばかりか、アンビシャスに交わされて3着だったリアルスティール。しかし、その後にドバイ遠征を敢行すると、世界的名手R.ムーア騎手の手綱でドバイターフ(G1)を制し、見事G1馬の仲間入りを果たしている。

 今回は当初、そのムーア騎手を確保していたが急遽豪州への騎乗が決まり、戸崎圭太騎手とのコンビで挑むこととなった。出端を挫かれた感もあるが、昨年のリーディング騎手を確保できたのは不幸中の幸いか。テン乗りということもあって、どういった新味を見せてくれるのか楽しみだ。なお、この後は連覇を懸けてドバイターフに挑む予定だ。

 ここからドバイターフに向かうという点では、昨年の秋華賞馬ヴィブロス(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎)も同様となる。

 昨秋は紫苑S(G3)2着から挑んだ秋華賞(G1)を制覇。オークス馬シンハライトや2歳女王メジャーエンブレムが相次いでリタイヤする中、桜花賞馬のジュエラーを抑えて新女王の座に就いた。

 あれから4カ月、混戦を断った「最強世代」の女王がついに古馬一線級との初対決を迎える。主戦の福永祐一騎手が落馬負傷のため、今回は内田博幸騎手とのコンビになるが、この馬の騎乗経験を持っている名手だけに心強い。

 年明けからここまで各シーンで大きな存在感を見せつけてきた明け4歳勢だが、そのほとんどが牡馬である状況。先述した名牝2頭の引退で「飛車角落ち」といわれている4歳牝馬だが、残る一冠を奪取したヴィブロスに否が応でも期待が高まっている。

 この皐月賞馬の「進化」はどこまで続くのか。今やG1・3勝馬となったロゴタイプ(牡7歳、美浦・田中剛厩舎)が、今年も”ホームコース”の中山から始動する。

すでに2着、3着と中山記念と好相性を誇っていたロゴタイプだが、昨年は見せ場もなく7着に敗戦。得意コースでの惨敗に”終わった感”さえあったが、続くダービー卿チャレンジT(G3)の2着で息を吹き返すと、安田記念(G1)では最強マイラー・モーリスを撃破。3年ぶりに、3つ目のビッグタイトルを掴んだ。

その後も強敵が揃った天皇賞・秋(G1)、香港マイル(G1)で5着に好走。今年で7歳を迎えているが、衰えるどころか「老いてますます盛ん」といった感さえある。充実一途の田辺裕信騎手とのコンビでここを勝つようなことがあれば、4つ目のG1タイトルも見えてくるはずだ。

モーリスを倒して世間を驚かせたのは、このネオリアリズム(牡6歳、美浦・堀厩舎)も同様だ。今年は現実味を増してきたG1制覇を狙って、ここから始動してきた。

昨夏まで、素質はあったものの重賞の壁に苦しむ一頭に過ぎなかったネオリアリズム。しかし、札幌記念(G2)で乾坤一擲の逃げを打つと、マイル王モーリス以下の強豪を撃破。重賞初制覇を”スーパーG2″で決めると同時に、その名を全国に知らしめた。

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