GJ > 競馬ニュース > ソウルスターリング「貫録」  > 2ページ目
NEW

女王ソウルスターリングが前哨戦を「貫録」勝ち!歴史的名馬フランケルの娘が史上初の「無敗」牝馬3冠の大記録へ


 一方で、伸びあぐねたリスグラシューは伏兵のミスパンテールに交わされて3着。「2強」の明暗がはっきりと別れた。

 結局、ルメール騎手からムチが入ったのは、抜け出してから気を抜かないようにするための数発のみ。ほぼダメージを残すことなく「最高の前哨戦」だったといえる。

 逆に、むしろ”ダメージ”を受けたのは、リスグラシューを始めとしたライバルたちか。レース後、リスグラシューに騎乗していた武豊騎手は「ラストはもう少し伸びるかなと思いましたが……次ですね」と前を向いたが、2歳女王決定戦で付けられた差はむしろ開いたと述べて差し支えないだろう。

 コース、距離ともに本番と同じ前哨戦だっただけに、着差こそ2馬身程度だったが、それ以上の「力の差」が他のライバルたちに大きく圧し掛かったといえる。今、逆転の活路を見出せている陣営はいないのではないだろうか。それくらいの完勝だった。

 勝ったソウルスターリングは、これでデビュー4戦4勝。

 父フランケルの14戦14勝にはまだまだ遠いが、無敗で牝馬3冠を達成すれば史上初の快挙。仮にエリザベス女王杯(G1)まで無敗を続ければ、最低でもデビュー8戦8勝となり、7連勝のディープインパクトを超え、マルゼンスキーやシンボリルドルフといった”レジェンド級”の名馬とも肩を並べることとなる。

 無論、気の早い話であることは重々承知している。だが、現在のところリスグラシューが余程の巻き返しをみせない限り、目下の敵はクイーンC(G3)を勝ったアドマイヤミヤビと、デビューから圧倒的なパフォーマンスを繰り出しているファンディーナの2頭だけということになるだろう。

 先日、桜花賞馬ジュエラーが電撃引退し、昨年の牝馬クラシックを彩った「3強」はすべてターフを去っている。仮にソウルスターリングが桜花賞を楽にクリアするようなら、古馬を含めたエリザベス女王杯まで、その勢いを止められそうな馬が見当たらないことも事実だ。

 果たして、父親譲りの快進撃はどこまで続くのか。それとも、我々はすでに気付かないまま「歴史の証人」となっているのか――。

 桜花賞が紛れの少ない阪神外回りコースで行われるようになってから、牝馬3冠のハードルは大きく下がったといわれている。そういった点からも、おそらく次走の桜花賞は、今年の一年の競馬を占う重大なターニングポイントになりそうだ。

女王ソウルスターリングが前哨戦を「貫録」勝ち!歴史的名馬フランケルの娘が史上初の「無敗」牝馬3冠の大記録へのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. ラビットラン和田竜二騎手とモズカッチャン鮫島一歩調教師の「仁義なき戦い」最終章……「禁断の降板劇」に始まった両者の”確執”の行方は
  3. 「イラ立ちを抑えきれなかった」ソダシ降板だけじゃない。吉田隼人が備品損壊で異例の騎乗停止…“八つ当たり”に至る「最終騎乗」にあったアクシデント
  4. JRA「超大穴騎手」が復活の兆し……絶望の底から這い上がってきた男の「苦難の道」
  5. 今村聖奈、角田大河の同期が「190戦1勝」で謎のフリー…デビュー当日の転倒落馬も関係者の評価に影響か、正月競馬も「騎乗馬ゼロ」の試練
  6. 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. オルフェーヴル凱旋門賞敗退は「スミヨンの過信」告白! 池江泰寿調教師の発言に再び「池添謙一議論」白熱
  10. 皐月賞馬アルアインの日本ダービー鞍上の「行方」に思い出される、世紀末覇王テイエムオペラオーの時代 人が人を育てる時代は終わったのか?