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女王ソウルスターリングはチューリップ賞(G3)からすでにアウト!? 無敗の”天才少女”に潜む、大きな「死角」とは

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sourusuta-ringu2.jpgソウルスターリング(Ogiyoshisanより)

 底知れぬスケールを秘めた無敗の2歳女王が、いよいよ牝馬3冠に向けて始動する。

 桜花賞(G1)への王道トライアル・チューリップ賞(G3、3月4日阪神・芝1600m)にソウルスターリング(牝3歳、美浦・藤澤和雄厩舎)がエントリー。世代を牽引する女王の2017年が始まる。

 父が14戦14勝の世界的名馬フランケル。母が仏オークスを始めとしたG1・6勝馬のスタセリタ。両親合わせて「16冠」という、世界中を見渡しても指折りの超良血馬ソウルスターリング。ここまで3戦3勝の2歳女王という成績もその血統に恥じぬものであり、まったく非の打ち所がない。

 本来であれば、2017年の牝馬クラシック戦線もこの無敵の女王の動向と共に推移して当然となる。だが、今年は異例の「ハイレベル」世代。唯一のライバルとなりそうなリスグラシューだけでなく、クイーンC(G3)を勝ったアドマイヤミヤビ、2戦2勝でフラワーC(G3)の出走が予定されているファンディーナは、すでに「クラシック級」の評価を受けている。

 述べるまでもなく牝馬クラシックは桜花賞、オークス、秋華賞(実際は異なる)の3つしかない。しかし、だからこそ無敗の2歳女王でさえ”疑って”掛からなければならないほどの状況となっているのだ。

 2007年以降の過去10年で阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制した2歳女王が、チューリップ賞に出走した例は7頭。成績は下記の通りだ。

chu-rippuhyou.jpg

 上記の通り[3.2.1.1]と同舞台のG1を制した2歳女王とはいえ、決して絶対的な実績でなく、桜花賞まで連勝できたのは過去10年でブエナビスタただ1頭となる。

 考えられる主要な原因は「外的」なものと「内的」なもので1つずつ存在する。

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