真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.06 08:23

逃げの職人・武豊に託されたかつての「超新星」リアファル復活のカギを握るのは”天才”による特別な魔法ではなく「正攻法」だ
編集部
何せ、すでに70を超えるJRA・G1を手にしている天才騎手は、未だ4番人気以下での勝利がない。つまりスランプに陥った馬とはほぼ無縁の存在で、強いて挙げるとすれば、スペシャルウィークの天皇賞・秋(G1)と最も有名なオグリキャップのラストランくらいか。
いずれにせよ、それらの復活は武豊騎手を含めた陣営が、最後まで諦めず真摯に向き合ったからこその結果だろう。少なくともオグリキャップの復活劇について、武豊騎手は「自分が特別なことをしたわけではない」と語っている。
だが、今回のリアファルに対しては、ただ真摯に向き合って「本来の競馬」に徹するだけでも復活の”きっかけ”になる可能性は充分にある。
この馬が芝で勝利を上げたマレーシアCと神戸新聞杯は、いずれもレースの主導権を握った外連味のない「逃げ」だった。菊花賞でハナを奪われながらも3着したことで、その後、先頭でレースを支配する逃げは影を潜めていた。
だが、勝ったレースはいずれも1コーナーから最後の4コーナーまでレースの主導権を握り続ける走りだったはずだ。
今年の金鯱賞は新設G1大阪杯の前哨戦としてリニューアルされ、リアファルが5着した昨年よりも遥かに強力なメンバーが顔を揃えた。率直に述べて、厳しい状況といえる。
しかし、「逃げ馬のリアファル」にとって、それはかえって好都合なのかもしれない。強敵が揃うということは、それだけ自分へのマークが薄くなるということなのだから。
この春、おそらく最も高い注目を集めるであろう大阪杯。最強の逃げ馬キタサンブラックと武豊騎手の「前」で堂々とペースを作っているのは、復活を果たしたこの馬かもしれない。
PICK UP
Ranking
11:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……