オルフェーヴル「最後の妹」の名前が決定! その名に隠された思いと「最後の爆発」への期待

ドリームジャニーとオルフェーヴル。2頭合わせてG1競走9勝の「最強兄弟」だが、その最後の「妹」の名前が決まった。
父ステイゴールド、母オリエンタルアートというその全妹の名はデルニエオール。今年2歳でデビューすることが濃厚な超良血馬の名はフランス語で「最後の金」を意味する。父ステイゴールドからとったものだろう。ちなみにオルフェーヴルは同じくフランス語で「金細工師」である。
ステイゴールドは2015年2月、オリエンタルアートも同年3月にこの世を去っているが、デルニエオールの誕生日は母の死没の3日前。つまり、母が自分の命にかえて最後に産んだ仔というわけだ。まさに「最後の金」というわけである。
オルフェーヴル以降、この配合で登場した馬はリヤンドファミユにアッシュゴールドと存在するが、故障の影響も含め期待されたほどの活躍を見せることはできていない。オルフェーヴルの際に騒がれた「ニックス」の声も聞こえなくなっているのが現状だ。
ただ、当然ながらこのラストクロップに対し、大きな期待は抱かれている、グランプリ連覇、史上7頭目の三冠馬とそれぞれ一時代を築いた兄たちを考えればそれも自然なことだ。
ステイゴールド産駒はまだ数多く走っているが、一時期のような勢いはなく、ディープインパクトやキングカメハメハの後塵を拝している状況。今後産駒が増えることがない現状、徐々にフェードアウトしていく存在なのは間違いない。
しかし、最後にして出自十分なこの「天才の妹」が、改めてステイゴールドとオリエンタルアートの名を競馬界に知らしめてくれることに期待したい。恵まれない環境で種牡馬入りしながら、サンデーサイレンスの後継の1頭となったステイゴールドが、最後の最後その血の力を見せつけても不思議ではなく、多くのファンがそうなることを期待しているのだ。
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