
今年のスプリングS(G2)が実は名馬誕生の年!? 勝ち馬が「皐月賞で馬券圏内」&「G1馬確定」となる”明”と”暗”の法則とは

今週19日に行なわれるスプリングS(G2)ですが、皆さん、やはり阪神大賞典に登場するサトノダイヤモンドが気になるようで、今年はあまり注目度が高くないような気がします。重要な皐月賞トライアルなのにね。2歳王者サトノアレスも出るのにね。
というのも登録メンバーで重賞勝ちがあるのがそのサトノアレスと、朝日杯FSで2着だったモンドキャンノの2頭しかいないこともあって(それもモンドキャンノはNHKマイルCが目標)、早くも「今年のスプリングSは本番に関係ない」と思われている方も多いようです……。
ですが、ちょっと待てください。実は私の「法則」からすると、今年のスプリングSはクラシックに向けて超・重・要なのです!
過去にはナリタブライアンやミホノブルボンといった、クラシックの大本命が勝利しているスプリングS。現役馬でいえば、やはり昨年の年度代表馬キタサンブラックの名前が光ります。そういえば昨年の安田記念で、あのモーリスを倒したロゴタイプもこのレースの勝ち馬。
その一方で昨年の勝ち馬マウントロブソンは、一体どこで何をしているんでしょうか。ロサギガンティアもこの間の阪急杯でさっぱりでした……。
と、勝ち馬に何かと明暗が大きく分かれているスプリングSなのですが、実はこの明と暗は「隔年」で分かれている”法則”があるのです。
例えば2009年の勝ち馬アンライバルドは、その後に皐月賞を勝ちました。ですが、翌2010年のアリゼオは毎日王冠も勝ちましたが、結局G1制覇ならず。次の2011年のオルフェーヴルは今さら語る必要もありませんね。なのに翌2012年のグランデッツァは、この勝利がキャリアハイでした。
さらにさらに2013年のロゴタイプは皐月賞と安田記念を勝利。ですが翌2014年のロサギガンティアもまだG1には手が届いていません。そして2015年は王者キタサンブラック、昨年は現在休養中のマウントロブソンとなっているわけです。
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