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昨年の2歳王者サトノアレスは戸崎騎手とスプリングSで新コンビ結成。乗り替わり劇の背後で際立つ「あの馬」の底知れぬ実力はいかほどか……?

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 昨年の朝日杯FS(G1)を優勝し、最優秀2歳牡馬の栄誉に輝いたサトノアレス(牡3 美浦・藤沢和雄厩舎)。今週のきさらぎ賞に出走予定のサトノアーサーとともに、「サトノ軍団」の大将格としてクラシックでの活躍が期待されている。

 そんな素質馬の始動戦が、3月のスプリングS(G2)に決定。朝日杯FSの歴代優勝馬は2014年のダノンプラチナや、2010年のアルフレードなど本質的にマイラー寄りの馬が多いが、1800mにも勝鞍のあるサトノアレスは中距離にも不安が少ない。スプリングSの内容次第では、ロゴタイプ以来となる朝日杯FS→皐月賞の両レース制覇も十分あり得るだろう。

 ひとつ気になるのは、馬ではなく騎手の交代。前走で手綱を握った四位洋文騎手は乗り替わりとなり、次走では戸崎圭太騎手とコンビを組むことが決定している。

 気になったといっても、乗り替わり自体に不満があるわけではない。そもそも、朝日杯FSでの四位騎手も当時が初騎乗であり、それ以前は柴山騎手、ルメール騎手、ムーア騎手が交代で騎乗する「主戦不在」の状態だった。戸崎騎手とのコンビでクラシックを戦うのかどうかまでは現状わからないものの、リーディング3年連続獲得の名ジョッキーに乗ってもらえれば、心強いのは間違いないだろう。

 ただ、サトノアレスをG1勝利に導いた四位騎手が、なぜ次も乗らないのかは少し気にかかる。ふと思い出したのは、彼にはすでにクラシックをともに目指す「お手馬」がいたこと。それは、東スポ杯2歳Sで2着だったスワーヴリチャード(牡3 栗東・庄野靖志厩舎)だ。

 まだ未勝利戦を勝っただけの1勝馬。重賞制覇実績すらない同馬だが、デビュー以来3戦のすべてで四位騎手が手綱を握っており、愛着を持っているのは理解ができる。ただ、すでにG1を勝利しているサトノアレスに乗れなかった(あるいは、乗らなかった)ということは、四位騎手がサトノアレスを断った可能性もゼロではないのではないか。

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