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JRA「あまりに人気し過ぎてかわいそう…」川田将雅の“弱気”発言でも止まらない過剰人気。ダービー出走が絶望的と化す“包囲網”で「2億円ホース」痛恨の敗戦

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JRA「あまりに人気し過ぎてかわいそう…」川田将雅の弱気発言でも止まらない過剰人気。ダービー出走が絶望的と化す包囲網で「2億円ホース」痛恨の敗戦の画像1

 2日、阪神競馬場で行われたアザレア賞(3歳1勝クラス)は、鮫島克駿騎手の6番人気インプレスが優勝。レコード決着となった前走のエリカ賞(2歳1勝クラス)では最下位に終わったこともあり、当日は伏兵扱いだったものの鮮やかな変わり身を見せた。

 一方で多くのファンが期待した川田将雅騎手のアーティットは、単勝1.6倍の圧倒的1番人気に推されながらも4着に敗れた。前走のゆきやなぎ賞(3歳1勝クラス)に続き、またしても断然人気を裏切る形となってしまった。

 8頭立ての阪神芝2400mで行われたレース。4番枠から無難にスタートをこなしたアーティットは、内ラチ沿いの3番手を追走する。前半1000m通過タイム1分4秒0の超スローペースのなか、各馬が早めに位置をあげたことで、少しポジションを下げる場面があったが、内でじっくりと脚を溜め最後の直線に入る。

 そのまま直線でも内を突こうとする川田騎手だったが、前で逃げていたワガンセと横にいたシェルビーズアイに囲まれ、なかなか追い出す事が出来ない。残り200mを切った辺りで殺到する内を諦め、外に進路を切り替えて追い出すも時すでに遅し。先に抜け出していた3頭を捕まえることができず、痛恨の敗戦を喫した。

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川田将雅騎手

 レース後、鞍上の川田騎手は「パドックで跨って、馬は良くなっていました。ただ直線で進路が開かず、どこにもスペースがない競馬になってしまいましたね」と敗因を振り返った。余力が残っていただけに、陣営にとっても悔やまれる内容だったに違いない。

「うーん、完全に内目の進路取りが裏目に出てしまいましたね。最後も追ってからは速い上がりを使えていましたし、不利なく外を追っていたら結果は違っていたかもしれません。

ですが、当日4Rと6Rで行われた阪神芝レースの結果から見ても、内枠の馬が上位を占めているように、この日は内が伸びる馬場傾向でした。レース序盤から鞍上が内に拘った理由はわかります。

それでも圧倒的人気に推された馬の実力を信じて、外から差す競馬という選択肢もありました。

ですが、実は前走もこの馬に騎乗して敗れた川田騎手は『あまりに人気し過ぎて、かわいそうでした』とコメントしていたように、現状はオッズと実力が合っていない、いわゆる“過剰人気”になっているのかもしれません。

川田騎手にしても、馬の実力に対して半信半疑な部分があったことから、今回はリスク承知でロスのない内の進路を選んだのかもしれません。しかし、結果的にそれが仇となってしまいましたね」(競馬誌ライター)

 アーティットといえば、金子真人オーナー所有の「2億円ホース」としてデビュー前から周囲の期待も高かった1頭だ。今回は5月の日本ダービー(G1)出走へ向けて是が非でも負けられない一戦だったが、不完全燃焼に終わり後がない状況に立たされた。

「いずれにせよ昨年11月のデビューから、すでに5戦を消化しています。ダービーへ向けて青葉賞(G2)や京都新聞杯(G2)で格上挑戦することもできますが、期待の高額馬だけに無理せず仕切り直して菊花賞(G1)を目指して欲しいですね」(同)

 今回は不利などもあったため、次回も人気を背負いそうな川田騎手とアーティット。今後このコンビが大舞台に立つのは果たしていつか。同騎手のコメントにも注目したい。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

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