真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.25 09:30

武豊アディラートに「超強力」援軍!武幸四郎元騎手がドバイ参上で兄へ「絶好」仕上げ!日本競馬が誇る史上初の”最強兄弟タッグ”実現!
編集部

25日の深夜にドバイワールドカップデーを控えている決戦の地・メイダン競馬場で思いがけない姿があった。
UAEダービー(G2)に出走するアディラート(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)の調教をつけているのは、先月26日に調教師転身のために引退した武幸四郎元騎手だ。現在は開業に向けて技術調教師として、須貝厩舎で研修を積んでいる。
アディラートの担当として、ドバイに渡ったのは研修の一環であることはもちろんとして、それ以上に主戦であり、兄である武豊騎手への激励のためだろう。アディラートは武豊騎手を背にUAEダービーを戦うのだ。
騎手を引退した際、「いつかは親父(故・武邦彦さん)に近づきたいし、兄貴(武豊騎手)に乗ってもらえるような馬を作りたい」と話していた武幸四郎技術調教師。須貝調教師の粋な計らいによって実現した異例の”兄弟タッグ”は、その第一歩というわけだ。
「いつか幸四郎が手掛けた馬で大きなレースを勝ちたい」と話していた武豊騎手も、さっそく自身のホームページで「中間の稽古を幸四郎技術調教師が担当し、追い切りと実戦はボクが乗るという初めてのパターン」と感想を報告。弟から「状態は間違いなくいい」との報告を受けたようで、「面白い競馬になりそう」と手応えを語っている。
アディラートは21日には武幸四郎技術調教師が騎乗して、メイダン競馬場のダートコースの感触を確かめるように、レースと同じ約1週半のキャンター。幸四郎師は「軽めの調整ですが、いい動きだった」と評価。
翌日22日は武豊騎手が騎乗して、同コースで最終追い切り。6ハロン78.7秒、ラスト11.9秒の好時計に、武豊騎手も「いい状態」と弟から受け取った”バトン”から好感触を得たようだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
関連記事
天才・武豊が、世界に誇る正確無比の「時計」 逃げ馬キタサンブラックは何故いつも崩れないのか? 現役王者の”逃亡劇”を支える秘密
武豊アウォーディーがドバイワールドC(G1)の世界制覇に「色気」?連敗中も世界最強アロゲートが相手だからこそ目覚める「潜在能力」
武豊「勝ち方を知る男」がアディラートをUAEダービーからケンタッキーダービーへ導く!? 怪物エピカリスを逆転できる「理由」
【ドバイ国際競走・展望】芝とダートの「世界最強馬」が豪華揃い踏み!日本武豊・香港モレイラ・英国ムーアと世界各国の「最強騎手」が激突
武豊騎手が皐月賞にダンビュライトで参戦! 「朗報」のはずが、一部ファンからはなぜか「残念」の声