GJ > 競馬ニュース > 大阪杯G1昇格とステファノス  > 2ページ目
NEW

大阪杯G1昇格がステファノスにとって「ありがたすぎる」? 真意を物語るパートナーの発言と、昨年の鳴尾記念&宝塚記念から垣間見える「地の利」とは……

【この記事のキーワード】, ,

 加えてステファノスは、もともと休養明けだと100%の実力を発揮できない叩き良化型。デビュー以来大きく敗れているのは、ほとんど前走から間隔の空いたレースだ。「1回使うと体が絞れて、ぐっと良くなる感じがあります」と藤野助手も発言しており、叩き2戦目をピークに持ってこようという意志がうかがえる。

 そんな「上り調子」タイプだからこそ、休み明けの鳴尾記念で差のない競馬をした事実は大きい。つまり、力を発揮しづらい条件で好走できたということは、必然的に「かなりのコース適性がある」との読み替えが可能だからだ。

 加えて、阪神内回りコースの適性を一層強く裏付けるのが、5着に健闘した昨年の宝塚記念の内容である。

 当時人気を背負っていたのは、すでに種牡馬入りした2冠馬ドゥラメンテと、ご存知キタサンブラック。レースはハナを奪ったキタサンが主導権を握り、前半3F34秒7という驚異的なラップを刻むハイレベルな消耗戦となった。

 重馬場に脚を取られて多くの馬が早々に手応えを失うなか、中団外めに構えたステファノスは勝負どころで徐々に進出。直線を迎えてスパートを開始すると、一瞬だけ目の覚めるようなキレ味を使い3番手まで躍り出る。

大阪杯G1昇格がステファノスにとって「ありがたすぎる」? 真意を物語るパートナーの発言と、昨年の鳴尾記念&宝塚記念から垣間見える「地の利」とは……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!